永冨研二とテネシーファイブ

メンバー紹介

永冨 研二 (ボーカル)

1941年2月21日生まれ ‘58年テネシーファイブ結成

‘88年テネシー州名誉州民、ナッシュビル市名誉市民を受ける。「Grand Ole Opry」に6度の出演、「Midnight Jamboree」に3度のゲスト出演。

Country Dream」と銘打ち、ハンク・トンプソン、コニー・スミス、スキーター・デイビス、レイ・プライス、チャーリー・マッコイとのコンサートを毎年開催。2004年から京都市主催で円山野外音楽堂に場所を移し、毎年10月にホストを務める。

‘92年カントリー専門ラジオ番組「ナッシュビル・ホットライン」のパーソナリティー。‘95年 阪神大震災救済コンサートを開催。‘97年 6枚目のアルバム「ザ・デュエット」をリリース。‘00年 京都由縁のカントリー&ブルーグラスアーティストによるコンサート「KYOTO OPRY」をMATT 下野氏と設立。2012年で13回を数える。‘04年 初のライブアルバム「LIVE FROM KENNY'S」をリリース。


カントリーミュージックの持つ三要素「誠実、素朴、哀愁」を大切に、音楽を通じ、日米間の架け橋となるべく草の根的な活動をし、毎週土曜日の「ケニーズ」でのライブレギュラー出演、 コンサート、ライブ・ハウスでの演奏活動を続ける、「デイタイム・デンティスト、ナイトタイム・カントリーシンガー」である。


安味 勝 (フィドル)


1941年10月13日生まれ。1962年フィドルコンテストに出場、堂々の優勝を飾る。1997年 念願のグランド・オールオープリーに出演。幼い頃からバイオリンを学ぶ。大学時代に永冨研二の誘いを受けテネシーファイブに加入し以来50年を越えてテネシーファイブのリードミュージシャンとして活躍している。

テネシーファイブの看板レパートリーの一つ「Orange Blossom Special」は他の追随を許さない。



福田 吉春  (ペダル・スティールギター)


1947年2月15日生まれ。学生時代にスティールギターの音色にとりつかれカントリーミュージシャンとなる。その後いくつかのバンドを経験し、1982年テネシーファイブのメンバーとなる。ナッシュビルでの経験を生かしたスティールギタースタイルは美しいハーモニー。

稀代のスティールギタープレイヤー「バディー・エモンズ」から大きな影響を受ける。



森田 泰正 (ドラムス)


1956年12月31日生まれ。1979年テネシーファイブ参加。1993年、レイプライス、チェロキーカウボーイズと共演、ミュージシャンとして多大なインスピレーションを受ける。

常に新しいドラミングを追求、日本屈指のカントリービート奏者。


鍋田 雅己 (ベース、ボーカル)


1947年7月22日生まれ。1989年 テネシーファイブ参加。ジャズィーなヴォーカルとベースは定評。

カントリー、ジャズ、ハワイアン、ラテン、Pops等に深い知識を持つオールラウンドプレイヤー。



諏訪 よし子 (キーボード・ボーカル)


テネシーファイブのキーボード、コーラスを担当

オールディーズ、カントリーに興味を覚え、フロイドクレイマーのピアノタッチに出会い、カントリーピアノの演奏を始める。明るい笑顔で、楽しいステージを展開する。2009年4月からジンバブエに3年間赴任、休会後、2012年4月にカムバック。

円熟したフィーリングでテネシーファイブサウンドに新しい風を吹き込んでいる。



永冨 真梨 (ボーカル)


1979年1月17日生まれ。1998年 テネシーファイブ参加

2001年 アルバム”Hear My Heart”リリース。2003年 マキシシングル「ふたりの音楽」をリリース。2004年 単身渡米 ナッシュヴィルに在住。音楽出版Bluewater Music Services Corp.とAmericana Music Associationにて働く。2007年 拠点を京都に。週末のケニーズライブで力強いボーカルを展開。


テディー小山 (バンジョー・ハーモニーボーカル)


986年3月7日生まれ。2008年 テネシーファイブ参加

親しみやすい笑顔とさわやかなバンジョープレー。

ソフトなハーモニーボーカルが永冨研二のボーカルに新たな魅力を加える。



Yoshiharu Fukuda (Steel Guitar.)

Yasumasa Morit (Drums)

Masaru Yasumi (Fiddle)

Kenji Nagatomi (Vocal)

1958年、研二の兄、永冨陽一、などとテネシーファイブ結成。日本では珍しい、スティールギター、フィドルが入ったフルバンドで、レイ・プライスシャッフルなどのトラディショナルカントリー独特のリズムを得意とする。2008年に結成50周年を迎えた。フィドルの安味勝とボーカル永冨研二は50年間バンドを支えてきた大きな柱。現在、20歳代から60歳台まですべての年代がいる。全員が仕事を持ちながらバンドを続けているという21世紀型のアメリカンルーツバンド。

Yoshiko Suwa (Piano)

Mari Nagatomi (Vocal)

Masaki Nabeta (Bass, Vocal)

Teddy Koyama (Banjo)

永冨 研二とテネシーファイブ50年の歩み


1958年

兄の永冨陽一らと、テネシーファイブを結成。 


1961年

アメリカ文化センターでの定期演奏会に、100回連続出演。


1962年

テネシーファイブにフィドルの安味勝が参加。 


1976年

ファーストアルバム「テネシーファイブ」を制作。

テネシーファイブにギターの、小笠原明弘が参加。


1977年

カントリーライブハウス「ケニーズカントリー もろぐち邸」にホームグランドを持つ。

土曜コンサートに以後20年間出演。


1978年

永冨研二、4月にナッシュビルにてWSMのラジオ番組「ミッドナイトジャンボリー」に出演し「リリースミー」を熱唱、ここでジョージハミルトン4世に認められ、6月にはCMAインターナショナルショウに出演、「君にうたう歌」「リリースミー」「テネシーワルツ」を歌う。


1979年

テネシーファイブのメンバーなど20数名がナッシュビルツアーを実現。


森田泰正(Dr)がテネシーファイブに入団。

カントリーミュージックのアーティストが集結する巨大なイベント「ファンフェアーショー」に永冨研二が出演。


1981年

テネシーファイブにスチールギターの小林章が参加。


1983年

テネシーファイブ結成25周年、シルバーコンサートを開催

福田吉春(SteelGuitar)と裏谷真一(Guitar)がテネシーファイブに参加。


1986年

テネシーファイブ2枚目のアルバム「ナッシュビルからの贈物」をテネシー州ナッシュビルのシンデレラスタジオでレコーディングした。

ライブハウス「ケーニズ カントリーミュージックステーション」をオープン。


1988年

チャーリーマッコイをゲストに招いてテネシーファイブ結成30周年コンサートを開催。このコンサートをきっかけに年に数回、テネシー州などから著名なアーティストが来日するカントリードリームコンサートへとつながる事となった。


1990年

コンサートのゲストとしてジョダニアーズが来日、チャーリーマッコイと共にKBSホール、ルネッサンスホール、国際交流会館などで共演する。

永井崇(Guitar)がテネシーファイブに参加


1991年

4月、ジニーシーリーが来日、京都のパルスプラザで開催中だった大きなイベント「America Fair」にテネシーファイブと共に出演。

6月、次のレコーディングの為、メンバー全員でナッシュビルへ飛ぶ。CD Album 「TRADITION & CONTRADICTIONS」をシンデレラ スタジオにてレコーディング。このときテネシーファイブがアーネストタブのラジオ公開生放送「ミッドナイトジャンボリー」に出演。演奏(End of The World)の様子は全米に放送された。

11月、コンサートのゲストとしてコニースミスとチャーリーマッコイを迎え、KBSホールやルネッサンスホールなど各所で共演。


1992年

4月、ジョーエドワードが来日。(フィドル&ギター)一緒に大森キャンプ場(野外)などでコンサートをする事になった。ジョーエドワードはGrand Ole Opryのバックバンドではフィドルプレイヤーとしてレギュラーメンバーを勤めている。

ジョージハミルトンⅣ世とⅤ世をゲストに迎え各所でコンサート。もちろんチャーリマッコイも一緒。

9月、古橋一晃がベース担当でデビュー


1993年

レイプライス & チェロキーカウボーイ、ジョーダニアーズ、チャーリーマッコイを招いてテネシーファイブ結成35周年コンサートを開催、宝ヶ池イベントホールに国内カントリーアーティストと、多数のカントリーファンが集結した。東京・京都・大阪・岡山の各地で共にコンサート。レイプライス & チェロキーカウボーイ、ジョーダニアーズ、チャーリーマッコイにテネシーファイブがバスでツアー。


1994年

コンサートのゲストとしてスキーターデイビスとチャーリーマッコイを迎え、KBSホールや京都宝ヶ池プリンスホテルなど各所で共演。

テネシーファイブ3枚目のアルバム「THAT'S THE COUNTRY WAY」を製作

テネシーファイブ、アーネスト・タブの「ミッドナイト・ジャンボリー」に出演


1995年

阪神大震災救援コンサートを開催。以後毎年催す。

9月、バッサークレメンツが来日、ケニーズで演奏。

11月、コンサートのゲストとしてハンクトンプソンとチャーリーマッコイを迎え、KBSホールや滋賀県の長浜など各所で共演。


1996年

3月、ジョーエドワード来日、各所で共演。

10月、ウィッツスタインブラザーズ来日、一緒に京都や大阪のLIVEハウスで演奏する。

11月、コンサートのゲストとしてジョニーリーとチャーリーマッコイを迎え、KBSホールや滋賀県の長浜など各所で共演。 Johnny Lee来日


1997年

ナッシュビルにてCDアルバム「Duets」をレコーディング、プロデュースはチャーリーマッコイ。

テネシーファイブもレコーディングに参加、多数の有名歌手はもちろん有名プレイヤーともCDの中で共演が実現できた。

安味勝と永冨研二が「グランド・オール・オープリー」に出演し「テネシーワルツ」を歌う。大歓声と拍手でアンコールを受け「リリースミー」を歌うが、バックバンドも大乗で大好評となる。その直後(深夜)、二人は「ミッドナイトジャンボリー」にも出演する事となり「FOR THE GOODTIME」などを熱唱。この出来事は他のメンバーにも計り知れない大きな感動があった。

11月、コンサートのゲストとしてジニーシーリーとチャーリーマッコイを迎え、KBSホールや滋賀県の長浜など各所で共演。

12月、ジムオーエンを迎え表千家の北山会館など各所で共演。


1998年

6月、テネシーファイブの各メンバーがテネシー州からTennessee Ambassador of Goodwill(親善大使)に選ばれる。

40周年コンサートを京都コンサートホールにて開催  Johnny Lee再来日


1999年

ナッシュビルのライマン公会堂で、テネシーファイブのコンサートを開催。

司会はRalph Emery、ゲストにスキータデービス、ジニーシーリー、ジャックグリーン、チャーリーマッコイを迎え大盛況となった。コンサートの様子は翌日のTVニュースでも放映された。バンドとしては日本人初、永冨研二とテネシーファイブがフルメンバーで「グランド・オール・オープリー」に出演。

11月、コンサートのゲストとしてジャックグリーンとチャーリーマッコイを迎え、テルサホールなど各所で共演。

Opryにて


2000年

2月、京都のカントリーアーティストが一同に集結するコンサート、「京都オープリー」に参加。第1回の実行委員会メンバー(田中益五郎、采野弘和、永冨研二、下野松美)の呼びかけによって実現された。

5月、スチールギター奏者のハル・ラグ来日、日本各所で演奏されたが京都のライブではテネシーファイブがバック演奏を行った。

11月、コンサートのゲストとしてDARREL McCALLを迎え、テルサホールなど各所で共演。


2001年

MARI ファーストアルバム「Hear My Heart」をリリース

永冨研二60曲を歌うライブを敢行

11月、ゲスト Gail Davies 、Wayne Moss 、Russ Hicksを迎えテルサホール等、各所で共演。


2002年

ナッシュビルツアーに参加

11月、ゲスト Billy Walker ,Charlie Mccoyを迎え各所で共演。


2003年

読売テレビ「ハレルヤ夢街道」に出演

宝ヶ池プリンスホテルディナーショウ8年目を迎える

嵐山音楽祭に出演

11月 ゲスト David Frizzell ,Charlie Mccoyを迎え各所で公演。京都テルサホールでのCOUNTRY DREAMでは、過去最多の動員を記録


2004年

6月、都雅都雅にて永冨陽一BIGの5年忌

7月、浜松花博に出演

8月、ケニーズで初のライブレコーディング

10月、内外から一流のカントリーミュージシャンを集め、京都円山公園音楽堂にてCOUNTRY DREAM開催。

11月、ケニーズ20周年記念コンサートをテルサホールにて無料で開催、同日テネシーファイブのニューライブCDを発売


2005年

10月:Charlie McCoy、Jett Williams(ハンク・ウィリアムスの娘!)をゲストに迎え円山音楽堂では2年目となるCOUNTRY DREAMを開催。

11月:第1回COUNTRY ROUND-UPコンサートを京都テルサホールにて開催。ゲストに福原照晃とカウボーイドリーマーズ。


2006年

10月 カントリードリームに、ジム・エド・ブラウン来日。


2007年

10月 カントリードリームにロージー・フローレス登場。チャーリー・マッコイと共に、カントリードリーム始まって以来の来客数。1000人を超える、スタンディングオーベーション。


2008年

テネシーファイブ結成50周年を迎える。

8月 結成50周年のパーティーを開いていただく。

10月 ジム・ローダーデイル、チャーリー・マッコイ来日。ドリーム始まって以来の評判のいいコンサートとなる。

11月 50周年記念、50曲コンサート。


毎週土曜日のケニーズでのライブを重ねながら、現在に至る。