【ブルーリボン賞】作品賞・原田監督、吐露「救われた」
2016年1月27日6時0分 スポーツ報知
東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第58回ブルーリボン賞」が26日、決まった。作品賞は「日本のいちばん長い日」(原田眞人監督)が選ばれた。授賞式は2月9日、東京・内幸町のイイノホールで行われる。
原田眞人監督(66)は「日本のいちばん長い日」「駆込み女と駆出し男」とタイプの異なる力作で勝負した。完成度が高く、興行的にも結果が出ても賞をとるとは限らない。「ブルーリボンは正義の味方。救われた。すっきりしました」。気持ちを吐き出すように答えた。
08年「クライマーズ・ハイ」以来、8年ぶりの作品賞。経験と知識に裏打ちされたリアリティーある世界観。数少ない名実そろった監督は、これからも一石を投じられるような作品を撮り続ける。