先生向け放送リスト
「魚とゆびわ」 イギリスの昔話(語り:高見 知佳)
男しゃくとよばれる魔法使いは、息子とアリスという貧しい娘が結婚したことが許せなくて、結婚ゆびわを海に投げ捨てた…。運命にさからえなかった魔法使いの運命をえがくイギリスの昔話。
「かんぺいぎつね」 日本の昔話(語り:庄司永建)
人をだますのが上手な、かんぺいぎつねは、寺の小僧・はくねんにだまされて、大事な宝生(ほうしょう)の玉を取り上げられる。かんぺいぎつねと、はくねんのだまし合いは、どちらが勝つのか…?昔から囲炉裏端で語られた日本の昔話。
「アラジンとまほうのランプ」 アラビアンナイト(語り:肝付兼太)
魔法のランプを手に入れた、まずしい少年・アラジンの冒険物語!誰もが知っているアラビアンナイトのお話。
「雪女」 作:小泉八雲(語り:川上麻衣子)
若いきこりの巳之吉(みのきち)は、ある吹雪の夜、美しい妖怪の雪女に出会った…。小泉八雲が、昔からの日本の伝承を元に書いた、恐ろしく悲しい物語。
「秘密の花園」 作:バーネット(語り:岸田今日子)
みなしごのメリーは、引き取られたお屋敷の庭に“ひみつの花園”を見つけた日から…。バーネット作の友情が生んだ奇跡の物語。
「びんぼの神とふくの神」 日本の昔話(語り:庄司永建)
なまけ者だった若者の家の天井裏には、貧乏神が住んでいた。しかし、働き者の嫁が来たことで、貧乏神は福の神に追い出されることになって…。福の神が悪者にされてしまう日本の昔話。
「フランダースの犬」 作:ウィーダ(語り:高見知佳)
教会のルーベンスの絵を見ることを夢みたネロと、犬のパトラッシュは、クリスマス・イヴの夜に…。美しくも悲しい、少年と犬の友情の物語。
「げんごろうの天のぼり」 日本の昔話(語り:柴 俊夫)
げんごろうが、ひろったたいこをたたくと、みるみる鼻(はな)がのびはじめた!ゲンゴロウブナの名まえのゆらいになった、びわ湖のでんせつ。
「おとっつあんはいつも正しい」 アンデルセン童話(語り:レオナルド熊)
おっかさんに「おとっつあんはいつも正しい」と言われるおとっつあんは、馬を売りに町へでかけたが…。ゆるぎない夫婦の信頼が幸せをもらたす、アンデルセン童話の一編。
「もみの木」 アンデルセン童話(語り:榎木孝明)
早く大きくなって外の世界へ行ってみたい!そう願った小さな若いもみの木の運命は…。今この時の幸せに気づかせてくれるアンデルセン童話の一編。
「山なしもぎ」 日本の昔話(語り:庄司永建)
病気の母親のために、山へ山なしを取りに行った三兄弟は、無事に帰れるのか…?兄弟の性格の違いが運命を分ける、日本の昔話。
「アラジンとまほうのランプ」 アラビアンナイト(語り:高見知佳)
アラジンは魔法使いのうらをかき、不思議なランプを手に入れ、お姫様と結婚するが…。奇想天外なアラビアンナイトのお話。
「雪わたり」 作:宮沢賢治(語り:ふせ えり)
きつねのこん三郎に幻灯会にまねかれた四郎とかん子は、きつねが人をだまさないと信じることができるのか…?宮沢賢治がつづる、人と獣の心のふれ合いの物語。
「だいくとおにろく」 日本の昔話(語り:佐藤正宏)
村のあばれ川に橋をかけることになった大工は、二日で橋をかけた鬼に目玉をとられそうになって…。大工と鬼のばかし合いが楽しい、日本の昔話。
「走れメロス」 作:太宰治(語り:田山涼成)
王様の誤りを正すため、友の命を救うため、走れ、メロス!正義と友情の尊さを描く、太宰治の代表作。
「祭の晩」 作:宮沢賢治(語り:柴俊夫)
亮二が山男を助けた祭りの晩に、思いがけないことが…。子どもと山男の心の交流をえがく、宮沢賢治の名作。
「赤ずきん」 グリム童話(語り:高見知佳)
赤ずきんは、おばあさんにばけたオオカミに食べられてしまうが…。だれもが知っているグリム童話の一編。
「でえらんぼう」 日本の昔話(語り:団しん也)
信州につたわる大男“でえらんぼう”の伝説。
「どんぐりと山猫」 作:宮沢賢治(語り:すまけい)
一郎に山猫から「さいばんにくるように」との葉書が届いた…。人と山の生き物の交流をえがいた、宮沢賢治の楽しいお話。
「注文の多い料理店」 作:宮沢賢治(語り:藤村俊二)
山奥に狩りにやって来た紳士二人が入った、不思議な料理店は…。山の恐ろしさを軽妙にえがく、宮沢賢治の代表作。
「ふしぎなたいこ」 作:トルストイ(語り:篠田三郎)
エメリアンの妻、ナターシャを我がものにしたい王様は、エメリアンに次々と無理難題を押しつけたが…。トルストイ作の権力に負けない夫婦の物語。
「さんねんねたろう」 日本の昔話(語り:下條アトム)
一年中寝てばかりいる、ねたろうだったが、ある日、嫁をもらう夢を見たことで運命が変わり始めた…。人は見かけによらないことを面白おかしく語る、日本の昔話。
「芳一(ほういち)ものがたり」 作:小泉八雲(語り:日色ともゑ)
寺に住んでいた盲目のびわの名人、芳一。ある晩、平家の亡霊に壇の浦の合戦を語るように言われ…。小泉八雲がつづる、平家物語にまつわるお話。
「テーブルよ ロバよ こん棒よ」 グリム童話(語り:高見知佳)
お父さんに嘘つきだと思われ、家を追い出されたハンスは、魔法のテーブルを手に入れるが…。最後には正直者が幸せになるグリム昔話の一編。
「みにくいひげの王さま」 グリム童話(語り:高見知佳)
わかままなお姫様は、王様をおこらせたために、貧しいバイオリン弾きと結婚をすることに…。お姫様の心を変える愛を描いた、グリム童話の一編。
「つるにょうぼう」 日本の昔話(語り:日色ともゑ)
傷ついたツルを助けた若者のもとへ、一人の娘が現れ、はたを織り始めた…。「つるの恩返し」としても知られる日本の昔話。
「かさじぞう」 日本の昔話(語り:樫山文枝)
貧しい爺さまは、お正月の用意のために炭俵を町へ売りに行くのだが…。正直者がむくわれる、心あたたまる日本の昔話。
「まほうのふで」 中国の民話(語り:高見知佳)
貧しくて絵筆が買えないマーリャンは、仙人から魔法の筆をもらって…。絵を描くのが大好きな少年の冒険をつづる中国の民話。
「きき耳ずきん」 日本の昔話(語り:柳川慶子)
貧乏だが心のやさしい若者は、山の神からきき耳ずきんをもらった。ずきんをかぶってカラスの話を聞いてみると…。自然と人の見えないつながりを描く日本の昔話。
「絵すがた にょうぼう」 日本の昔話(語り:日色ともゑ)
貧しい若者と結婚した嫁様は、若者のために自分の似顔絵を描いたが、それが殿様の手にわたり…。嫁の智恵が夫を救う日本の昔話。
「シンデレラ」 ペロー童話集(語り:高見知佳)
シンデレラ(はいだらけの子)と呼ばれた娘は、仙女の魔法で舞踏会に行けることになって…。女の子があこがれる、ペロー童話の一編。
「天ぐのかくれみの」 日本の昔話(語り:山田吾一)
とんちが得意な彦一は、天狗をだまし、かくれみのを手に入れる。それから、いたずら三昧の毎日を送る彦一だったが…。不真面目な者には罰が当たるという、日本の昔話。
「月をつろうとしたロー」 ソロモン諸島の昔話(語り:石井洋祐)
シンバの島の人々は、満月が映った泉の水を飲みたいと、釣りの名人、ローに月を釣るようにたのんだ…。ソロモン諸島に伝わる昔話。
「こわれた茶わん」 中国の昔話(語り:日色ともゑ)
王様は、こわれた茶わんを一年で修理しなければ、陶工たちを死刑にすると命じた…。人の命より大切なものはないと説く、中国の昔話。
「さぎとり」 落語(語り:桂九雀)
金儲けをしようと、池中のさぎをつかまえた若者は、さぎに空中へ飛ばされて…。欲をかいた男の大冒険をシニカルに語る、上方落語の演目。
「かぐやひめ」 日本の昔話(語り:日色ともゑ)
おじいさんが竹林で見つけたかぐや姫は、美しく育つが…。日本でいちばん古い物語とされる「竹取物語」のお話。
「酒呑童子(しゅてんどうじ)」 日本の昔話(語り:西村雅彦)
帝の姫が酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼にさらわれ、源頼光たちが鬼退治に向かう…。コミカルに語られる鬼退治の物語。
「ぽたぽた」 作:三木卓(語り:三遊亭楽太郎)
影法師にジュースを飲ませたり、イチジクの木を誕生日に招いたり…。リョウちゃんの不思議で自由な日常を描いた三木卓 作の童話。
「にしきの中の仙女」 (語り:日色ともゑ)
母親が織った美しい錦が風に飛ばされて行方知れずに。それを探しに出た三兄弟は…。親思いの子こそ幸せになる、という中国の昔話。
「マッチ売りの少女」 アンデルセン童話 (語り:日色ともゑ)
大晦日の雪の夜、マッチが売れない少女は、一本のマッチに火をつけた…。貧しい少女の夢と死を美しく描いたアンデルセン童話の名作。
「よだかの星」 作:宮沢賢治 (語り:樫山文枝)
よだかはみにくい鳥だったので、タカにいじめられて、夜の空へ飛んで逃げだした…。人とは違う者にも価値があることをうたう、宮沢賢治の名作。
「七つの星」 作:トルストイ(語り:日色ともゑ)
長い日照りが続く村の娘、ミーシカは、病気の母のためにひしゃくを持って水を探しに出るが…。北斗七星の伝説をつづるトルストイの作品。
「銀貨」 アンデルセン童話(語り:日色ともゑ)
一枚の銀貨は外国に渡ったことで偽物だと思われてしまい…。本当の人の価値とは何かを問いかける、アンデルセン童話の一遍。
「雪わたり」 作:宮沢賢治(語り:一城みゆ希)
四郎とかん子は、白きつねの紺三郎に幻灯会に招かれて…。雪国を舞台に子どもと動物の交流を描いた、宮沢賢治の代表作。
「ブレーメンの音楽隊」 グリム童話(語り:江戸家子猫)
年老いたロバ、犬、猫、雄鶏はブレーメンの音楽隊に入ろうと旅立ったが…。人間に見捨てられた動物たちが大活躍するグリム童話の名作。
「きっちょむ話」 日本の昔話(語り:山田吾一)
とんちが得意なきっちょむさんが、次々と人をだましていく痛快なお話。大分県に伝わる昔話。
「金のがちょう」 グリム童話(語り:串田和美)
三兄弟の末っ子ハンスは、森のおじいさんに会ってから…。優しく親切な者が得をする、グリム童話の一遍。
「きつねと山伏」 日本の昔話(語り:遠藤英恵)
いたずらぎつねのおこんは、こらしめられた仕返しに、山伏にいたずらをして…。動物と人間の近しい関係が楽しい、日本の昔話。
「キジムナー」 沖縄の昔話 (語り:杜けあき)
真っ赤な顔と髪の妖怪、キジムナーは人間と友だちになろうとしたが…。沖縄に伝わる妖怪伝。