[ストーリー]
とある地方都市の高校の放課後。
眞美子(16才)はその日、体育館を使って自分のプロモーションビデオの撮影を計画していた。撮影を頼まれたのは、同じ高校の生徒で眞美子の幼馴染みである透(16才)。透は映画業界に進むことを夢見ており、高校の映画研究会に入っている。 透はわがままな眞美子に命じられるまま、何の説明もなく急遽彼女のダンスを撮ることになった。
眞美子はダンサーになることを夢見ていて、今月で高校を辞め、東京に行くことに決めていた。とくにツテがあるわけではない。このまま田舎にいても仕方がないし芽が出ない、そう思って東京行きを決心した。
二人はそれぞれの思いを胸に、1回限りの本番に向かっていく…