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 トルコ訪問中の安倍晋三首相は14日、オランド仏大統領にお見舞いのメッセージを送った。「このような非道卑劣なテロはいかなる理由でも許されず、断固として非難する。フランス政府、国民に連帯の意を表明する。全ての犠牲者、ご家族に心から哀悼の意を表する」と伝えた。

 首相はイスタンブールで記者団に「日本はテロ未然防止に向けてフランスはじめ国際社会と緊密に連携し取り組んでいく」と述べた。また、「国内テロ対策に、より一層緊張感を持ってあたっていく。海外の邦人の安全確保対策に万全を期していく」とも語った。

 首相は菅義偉官房長官に対しても「テロ対策に一層、緊張感を持ってあたるように」と指示。官邸に情報連絡室、パリの日本大使館に現地対策本部を設置した。(イスタンブール=石井潤一郎)