誰もが共感できる感動の大ヒット作!
気づけば 涙がとめどなく…
細田守監督の最新作「バケモノの子」の公開を記念した3週連続スペシャル。公開前夜に登場するのは、平凡な女子大生からたくましい母親へと成長するヒロイン・花の姿と、彼女の子どもたち・雪と雨の誕生から巣立ちまでを描いた母と子の物語だ。“おおかみおとこ”と運命的に出会い、女手ひとつで“おおかみこども”を育てることになる花。一般的な子育てとはほんの少し違うかもしれないが、子どもの成長に戸惑ったり喜んだりする姿はどこにでもいる母親そのもの。おおかみとして生きるか、人間として生きるかの間で揺れ動く2人の子ども・雪と雨を含めた家族の姿は、ファンタジーでありながら、あらゆる世代が共感できること間違いなしだ。一生懸命に生きる母と子の成長の過程、「自分の世界」を見つけようと模索する少年・少女の姿がみずみずしく綴られている…。富山の凜とした空気まで運んでくるような圧倒的に美しい自然の風景も必見!気がつけば、涙がとめどなくあふれる…やさしくて暖かい壮大な感動の物語だ。
高校生の時に男手一人で育ててくれた父を亡くし、アルバイトをしながら国立大学に通うひとりぼっちの少女・花(宮﨑あおい)。ある日、1人の男性(大沢たかお)と出会い運命的な恋に落ちる。二ホンオオカミの末裔の“おおかみおとこ”であるという秘密を彼から告白された花は、それを受け入れ二人で暮らし始める。やがて小さな命を授かった花は、自分たちだけで産まれてきた長女の雪(大野百花/黒木華)を育てていこうとする。その後まもなく弟の雨(加部亜門/西井幸人)が産まれた矢先、夫の“おおかみおとこ”が突然この世を去ってしまう…。
初めての子育て。しかも人間とおおかみの姿を行ったり来たりする“おおかみこども”たち。花は誰かに頼るわけにもいかず、ひとりで懸命に子育てに奮闘する。ある時、人里離れた山奥にある古民家への引っ越しを決意する。子どもたちが人間としてもおおかみとしても生きられるようにという配慮だった。活発でおてんばな雪と、身体が弱く引っ込み思案の雨。2人を見守りながら、コツコツと自宅を修繕して日々の生活環境を整えた花は、家の前の畑で自給自足の生活を送ることを目指す。だが、種はなかなか実を結ばず、試行錯誤の日々が続く。そんな花の前に現れたのは、近所に住む韮崎(菅原文太)という老人。ぶっきらぼうな韮崎の出現を機に、里の人たちが次第に花のもとを訪れるようになり、畑は少しずつ作物を実らせ始めた。そして時は過ぎ、雪と雨は小学校に入学する年齢を迎えるのだが…。
ツイートを共有すると20PTプレゼント!