平成２８年春に開業予定の北海道新幹線で、木古内駅（北海道木古内町）と新函館北斗駅（北斗市）の完成が当初の予定から遅れ、７月以降になることが２２日、分かった。建設中の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が明らかにした。新幹線の開業に影響はないとしている。

　木古内は２６日に完成の予定だったが約２カ月遅れて７月２４日に、６月３日としていた当面の終着駅、新函館北斗の完成は９月３日にずれ込むという。

　同機構によると、駅舎内の案内板の取り付け位置などについて、新幹線を運行するＪＲ北海道との協議が長引いたため、工期が遅れたという。