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本格サスペンスが“木10”に登場!フジテレビドラマ初主演を飾る北川景子が初探偵役で本格アクションに初挑戦!木曜劇場『探偵の探偵』

更新日:2015/4/30

木曜劇場『探偵の探偵』

シリーズ累計40万部突破の本格サスペンスが7月期“木10”に登場!
フジテレビドラマ初主演を飾る北川景子が初探偵役で本格アクションに初挑戦!

オフィシャルサイト

7月スタート 毎週(木)22時放送

 フジテレビ系7月期スタートの木曜22時枠の連続ドラマ『探偵の探偵』で北川景子が主演を務めることが決定した。北川はフジテレビ連続ドラマ初主演で、今作品で初の探偵役、初の本格アクションに挑戦する。

 原作は、『万能鑑定士Q』シリーズや『千里眼』シリーズで累計1000万部以上の売上を誇る松岡圭祐が書き下ろす最新シリーズで、シリーズ累計40万部を突破した『探偵の探偵』(講談社)。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンス。幾重にも張り巡らされた伏線と先の読めない展開の連続で、ページをめくる手が止まらなくなる原作の魅力を、迫力あるアクションや斬新な映像表現を用い、余すところなく映像化する。

主演:北川景子主演:北川景子

 北川演じる紗崎玲奈(ささき・れな)は、亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵。容姿端麗、頭脳明晰で、記憶力が異常に良く、物事を総合的に判断して最適な行動を選択することができる能力の持ち主。実妹の死にまつわる残酷な過去をきっかけに、「探偵のすべてを知りたい、でも探偵にはなりたくない」という奇妙な希望を持って、中堅調査会社スマ・リサーチ社を訪れる。同社が経営するPIスクール(探偵学校)での2年間にわたる修行を経て、2013年4月に同社に入社。以降、新設された悪徳探偵業者を調査・追及する「対探偵課」において、たったひとりの調査員として切り盛りしてきた孤独な女探偵だ。

 オリコン調査の「女性の選ぶなりたい顔ランキング」で、2010年、2013年、2014年と3度も1位に輝いている北川は、原作者・松岡に「生き写し」と言わしめるほど、主人公・紗崎玲奈のイメージそのもの。原作に「髪はストレートで長く、小顔には少しばかり吊りあがった大きな瞳と、すっきりと通った鼻すじがあった。肌は透けるほどに瑞々しく、身体の細さは服の上からも推察できた。物憂げな表情と冷ややかな態度、あのすわった目つきと落ち着きぶりはどうだろう」と玲奈についての描写があるが、今回の発表用に原作2巻表紙のイラストをイメージして赤いトレンチコートを着て撮影した写真も「まるで表紙から抜け出してきたよう」と松岡は評した。精神科医、お嬢様、教師、脚本家志望の契約社員、検察事務官など、これまで様々な職業、役柄を演じてきた北川。原作者も絶賛!イメージを裏切らない彼女の演技に話題が集まりそうだ。

 多くの視聴者を引きつけた『HERO』(2014年7月期ドラマ)のプロデューサーを務めた渡辺恒也が「今までにない新しい作品を作りたい」と思いドラマ化にまい進した企画を、原作イメージに限りなく近い雰囲気の北川が魅せる演技と、『私が恋愛できない理由』や『BOSS』で視聴者をとりこにした映像が記憶に残る石井祐介演出という布陣で制作する本格サスペンス、『探偵の探偵』にご期待いただきたい。

コメント

北川景子

Q. 出演が決まっての感想は?

「率直にうれしかったです。最初にプロットをいただいた時に、探偵を探偵するという企画の新鮮さにも心引かれました。その後、原作を読んだ時に、もともとは普通の女の子だった玲奈が妹を失うことによって、変貌していく…、そのさまに、衝撃を受けました。とても刺激的な役をいただきましたので、早く現場に入りたいと思いました」

Q. 本格アクションにも初挑戦。

「原作を読んでハードな印象を受けたので、アクションをカッコ良くできないことには、原作の世界観を映像として具現化することはできない、と思いました。幸い私は特撮出身で、アクションに対する恐怖心が全くなく、基礎的なことも特撮時代に培っていたので、その経験を生かせる役でうれしかったです。でも今回は、玲奈が結構やられてからの反撃というシーンが多いので、やられてもやられても立ち上がるというのが、見せ場の一つになってきます。アクションのレッスンでは、無残なやられ方と、そこから立ち上がる底力というものを表現していきたい。そのために、撮影期間中も練習を重ねていきたいと思っています」

Q. アクション練習はどのような内容で?

「今回初めて挑戦したのがキックボクシング。格闘技に精通しているキャラなので、ボクシングのグローブつけてミットをたたく練習もあります。“まず10本!”って言われてやって、ちょっと水飲んだら、また“10本”という感じで。結構ハードなんですけど。“あしたのジョー”みたいな感じでやっています(笑)。回し蹴り、横蹴り、前蹴りといった蹴りも練習しています」

Q. 演じる紗崎玲奈と自分との共通点は?

「妹が亡くなる前の玲奈は、本当に妹思いのお姉ちゃんだったと思うんです。その普通の一人の女性が、残忍なストーカーによって大切な妹を殺されてしまったことで変わってしまった…。もともと普通の女の子だったのに、幸福感とか、笑顔とか、楽しいっていう感情を忘れてしまった。でもそういった感情を閉じ込めているだけで、今は妹の命を奪った犯人への復讐心が彼女を突き動かしているんです。見た目はクールだけど、実はエモーショナルな女性、その辺りに共感しました」

Q. 今作では笑顔は封印ですか?

「まだ台本は4話までしかいただいていないので、この先、玲奈が笑う日が来るのかは分からないですけど、今のところは、笑顔はないです(笑)。まったく笑わないという役は連ドラでは初めてだと思います」

Q. 探偵の役作りについて。

「原作にもありますが、今回は“対探偵”という、調査する対象が自分と同じ探偵になるので、同業者に見抜かれないような立ち振る舞いが大切になります。あまり、探偵然としていない服装だったり、普通探偵がするっていう行動の対極の行動をしたり…。玲奈自身が、探偵としての知識は持っていてスキルもあるけど、あえてそれを隠しているっていう感じをどう演じようか、監督と相談しつつ、自分でも迷いつつ。原作でもそうですが、眼力というか、ちょっとした目の鋭さから、“あ、普通じゃないな”という感じが見せられるようにお芝居するようにはしています」

Q. 参考にした作品は?

「タイトルが『探偵の探偵』って聞いた時に“探偵ものじゃないな”と思ったのと、監督さんやプロデューサーさんが“今までにない新しい作品を作りたい”とおっしゃっていたので、私自身もそうしたいと思ってあえて見ませんでした。既存の探偵ものの焼き直しを絶対にしないという、ポリシーを持って撮影に臨んでいます。スタッフさんの“産みの苦しみ”に値するくらいの“新しいものに挑戦する勇気”を持ってこの作品にかかわりたいと思いましたので、原作を読んだ時の自分が玲奈に対して感じたインスピレーション、イメージを大切にしてやっています。捨て鉢と言いますか、体当たり的な性格が玲奈の魅力だと思うので、その辺は振り切って、思い切ってやれたらいいなと思っています」

Q. シリーズ化してほしいという思いは?

「7月に原作の4巻が発売されると聞いています。もちろん、私も続編をやりたいですし、今回のドラマを見て“いいな”と思ってくださったとして、4巻も“北川のドラマで見たいな”、“このチームで見たいな”って思っていただきたい。『HERO』に携わった時も思いましたが、シリーズ化される作品というのは、本当に多くの方に望まれて続いているものなのだなと。『探偵の探偵』も続編をやらせてもらえるように、まずはドラマを頑張って、受け入れてもらって、気に入ってもらって、その先にあると思うので、とにかくワンカット、ワンカットを一生懸命に演じたいと思います」

原作者・松岡圭祐

「探偵の探偵」ドラマ化について

「推理ドラマの様式美とは異なる、現実の探偵業に根差した原作を、警察ものや医療ものなど職業ドラマの名作を生んできたフジテレビだからこそ、深く洞察していただいたうえ分かりやすく表現していただける、と強く感じました。リアリティと娯楽性のバランスがとれていて、原作の世界観が魅力的に視覚化されていると思います。毎週1時間、楽しい時間が過ごせると確信しております」

主演・北川景子について

「原作では紗崎玲奈を、以下のように表現しています。“髪はストレートで長く、小顔には少しばかり吊りあがった大きな瞳と、すっきりと通った鼻すじがあった。肌は透けるほどに瑞々しく、身体の細さは服の上からも推察できた。物憂げな表情と冷ややかな態度、あのすわった目つきと落ち着きぶりはどうだろう”まさしく北川さんは生き写しだと思います。赤いコートを着た北川さんの写真を見ると、2巻表紙イラストから抜けだしてきたような完璧な美しさと存在感を備え、クールな心情やダークな使命感までもすでに全身にまとっておられると感じます。ライトで今風なセンスも兼ね備えた女優さんであり、その説得力ある演技が玲奈に唯一無二の生命を吹きこんでくださると確信しています」

プロデュース・渡辺恒也(フジテレビドラマ制作センター)

企画意図について

「現実の探偵業をリアルに描きながら、“探偵を追う探偵”という斬新な設定で海外ドラマ顔負けのドキドキハラハラのストーリーが展開する…自分自身もこんなドラマがあったら見てみたいと思い、連続ドラマ化を企画しました。原作のスピード感を損なわず映像化するだけでなく、次が気になって仕方ないような連続ドラマならではの仕掛けもあります。よくぞここまで挑戦した!と思っていただけるような革新的な作品にしたいと思います。従来の探偵モノというジャンルを超えた、まったく新しいエンターテインメントをお届けします。ご期待ください!」

起用理由について

「『探偵の探偵』というシンプルなタイトルの奥にある主人公・紗崎玲奈の壮絶なヒロイズムを表現できるのは、北川景子さんをおいて他にはいないと原作を読んだ瞬間に思い、オファーしました。昨年HEROでもご一緒させていただきましたが、いまの北川さんは凛として強さと華やかさを兼ね備えた唯一無二の女優だと思います。今回本格的なアクションにも挑戦していただきますが、傷だらけになっても何度でも立ち上がる北川さんの姿に、どうにもならない状況でも絶対に諦めない強さを感じていただきたいです」

番組概要

タイトル

木曜劇場『探偵の探偵』

放送日時

7月スタート 毎週(木)22時放送

キャスト

北川景子

スタッフ

原作
松岡圭祐「探偵の探偵」「探偵の探偵II」「探偵の探偵III」(講談社文庫刊)
脚本
徳永友一(『海の上の診療所』、『水球ヤンキース』他)
プロデュース
渡辺恒也(『HERO』、『救命病棟24時』、『カエルの王女さま』他)
草ヶ谷大輔(『極悪がんぼ』、『独身貴族』、『隣のレジの梅木さん』他)
音楽
NIMA FAKHRARA
演出
石井祐介(『SUMMER NUDE』、『私が恋愛できない理由』、『BOSS』他)
品田俊介(『信長協奏曲』、『残念な夫。』、『水球ヤンキース』他)
森脇智延(『HERO』、『ほんとにあった怖い話』、『問題のあるレストラン』他)
制作
フジテレビドラマ制作センター

2015年4月30日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。