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2015年3月14日北陸新幹線が開業します。より身近になった能登半島・珠洲を紹介。

映画「さいはてにて」 舟小屋ロケセット

映画「さいはてにて」の『ヨダカ珈琲』期間限定OPEN

 美しい奥能登・珠洲市を舞台に、一杯の珈琲がつなぐ、人と人との心暖まる物語。2015年2月28日に公開された映画「さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜」。舞台となった木ノ浦で、映画に登場する焙煎珈琲店『ヨダカ珈琲』がこの春、期間限定でOPENします。

 物語の中で、永作博美演じる主人公・岬が営む『ヨダカ珈琲』。映画をイメージして特別にブレンドしたコーヒーや、コーヒーのソフトクリームなどが味わえます。店内には撮影に使われた道具やロケの様子を伝える写真パネルが展示され、カフェのそばには映画の中心的舞台となる舟小屋のロケセットが残されています。

 また、ロケ地の木ノ浦海岸や舟小屋を一望できる場所に昨年夏、体験型宿泊施設「木ノ浦ビレッジ」が完成し、オリジナル珈琲焙煎や、珠洲の珪藻土の窯で焼くピザづくりなどが体験できます。


国民宿舎のとじ荘 国民宿舎のとじ荘ロビー

国民宿舎のとじ荘 リニューアルオープン

 北陸新幹線開業に合わせ、国民宿舎のとじ荘が全面改装。 2015年3月14日にリニューアルオープンします。

 能登半島国定公園内の波静かな入江にあるのとじ荘は珠洲温泉の公共宿。目の前には「軍艦島」ともいわれる特異な姿をした見附島が浮かびます。天気が良い日には、客室や浴場から立山連峰の稜線を望むこともできます。

 温泉はストーブ式サウナと水風呂付の絶景露天「弘法の湯」(露天風呂は男女日替り)。泉質はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛やリウマチ、冷え性などに効果があります。

 夏になれば、目の前の海岸で見附島を周遊するシーカヤック体験ができます。すぐそばの「見附茶屋」では、珠洲の特産大浜大豆の豆乳と大納言小豆をつかった「みつけじまんプリン」もお召し上がりいただけます。


能登の塩「揚げ浜塩田」

NHK連続テレビ小説「まれ」の舞台 能登の塩「揚げ浜塩田」

 2015年3月30日から全国で放映されるNHK連続テレビ小説「まれ」。その舞台の一つである珠洲の揚げ浜塩田では、約500年前から伝わる揚げ浜式製塩法でミネラル豊富な天然塩が作られています。

 この製塩法は日本で唯一、珠洲の仁江海岸で受け継がれてきました。海水を砂の塩田にまき散らし、乾燥させた砂を垂れ船(ろ過装置となる箱)に集めてさらに海水をかけ濃度の高いかん水を作ります。このかん水を大釜で何時間も煮詰める事で天然の塩が出来上がります。

 珠洲の天然塩は、添加物など一切使わず自然海水のみで作られているため体にも優しく、全国、世界へと大変注目を浴びています。5月〜10月の晴天時にしか収穫できないので、大変希少価値が高く生産量も限定されます。最近では、塩を使用したサイダーやクッキー、アイスなど様々な商品が開発されており、気軽に味を楽しむことができます。