銭の戦争 | 毎週火曜夜10時

インタビュー

白石光太郎役 玉森裕太さん
富生の弟ながら、兄の行動や考え方に不満を持っている白石光太郎。家族の危機に気付かず華やかな生活を送った末、父親を死に追い込んだ「金貸し」の仕事をする富生に反発しながらも、自分の無力さに悔しい思いを抱いている。そんな、兄への反抗と若者ならではの葛藤を抱える青年を演じる玉森裕太さん。役どころや草彅剛さんとの初共演についてお聞きしました!

光太郎を演じてみた感想は?

怒る演技がすごく多い役なのですが、僕自身はあまり怒ったりしないタイプなので、はじめは「怒る」のが難しかったです。怒るのって、思った以上に集中力だけじゃなく体力も使うんです(苦笑)。家族を助けたいのに助けられないという無力感を抱えながら、怒りに任せて兄とやり合ったり。でも光太郎は兄のことが嫌いなわけじゃなく、やり方に賛成できないから気に入らないだけ。だから、“嫌いなわけじゃない”というところを損なわないように意識して演じています。

このドラマのストーリーはどうですか?

フィクションでありつつも現実っぽさも感じるストーリーで、すごいですよね。展開が早いのでドキドキして、先が気になっちゃいますよね!また、「お金」って身近なテーマなので、話に引き込まれてしまいます。もし僕が富生のような状況になったら?復讐して再起するなんて・・・無理ですね。すぐにダメになっちゃって、復讐する気なんて起こらないです(笑)。

玉森さんにとって「お金」とは?

大事なものだとは思いますが、執着はしないです。あまり貯めたいとも思わないですし。でも、このドラマに関わらせていただいたことで、お金を稼ぐことの大変さやお金のありがたみに改めて気付かされることはたくさんあります。

お金に関して、ご自身は浪費家ですか?それとも倹約家?

浪費家ですね(笑)。親からは貯金しなさいとよく言われるんですけど、好きなファッションや趣味、ジムに行ったりして使っちゃいます。貯めることで何かを我慢するよりも、使ってなくなった分、仕事を頑張ろうと思うので。

草彅さんとの初共演の感想は?

草彅さんに対しては、「俳優」のイメージが強かったので、以前から一緒に演じてみたいと思ってたんです。そんな中で初めて共演させていただいて、僕のどんな演技も受け止めてくださる大きさがあって、僕を含めて共演者の良さをそれぞれ引き出して下さる方だなと、日々感じています。

撮影の合間は話したりしますか?

最初は僕がすごく緊張していて話しかけてもらうことの方が多かったんですが、最近は僕から話しかけてみたりします。いつも同じ目線で話してくださって、話も面白いですし、草彅さんがいるところはみんながわいわいして明るいんです。そういうところを見ていると、主演としてのあり方みたいなものを感じます。忙しいはずなのにいつも普段通りで、疲れた顔を一切見せないところは、さすが大先輩だなと思います。

ドラマを見ている視聴者にメッセージを!

ストーリーも後半に入って、どんどんヒートアップしていきますので、ぜひ楽しんでほしいです。また、それまで反発してばかりだった光太郎が、兄貴のことを少し分かってあげられるようになってきたので、そんな2人の今後の関係性にも注目してください!

初めてのお給料 思いでの買いもの|白石光太郎役 玉森裕太さん

家族にご馳走

中学2年生の時、初めて仕事のお給料をもらいました。家族にごはんをごちそうしました!自分の物を買うよりは、家族みんなで共有したいなと思ったので。焼き肉を食べに行ったんですが、当時、僕と弟は食べ盛りだったのでついついいっぱい食べ過ぎてしまって、お給料じゃ足りなくなって・・・その分はお母さんが出してくれました(笑)。

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