2月11日「わんこそば記念日」に 花巻の運営委が登録


 花巻市でわんこそば全日本大会が毎年開かれている2月11日が「わんこそば記念日」として認定された。大会運営委が日本記念日協会(本部・長野県佐久市)に申請し、登録が認められた。57回目となる今年の開催が迫り、大会を全国にPRして岩手を訪れる機運づくりにつなげようと張り切って準備が進められている。

 わんこそば全日本大会は1957年12月に始まり、80年から開催日を2月11日に固定している。運営委は昨年末、協会の存在を知り「60回の節目に向けて記念日登録をしよう」と申請。1月16日付で正式登録となった。

 日本記念日協会は91年発足。記念日は1件10万円で申請でき、これまで約千件を認定。本県関係では盛岡市の青果店が登録した「オクラの日」(8月7日)、一関市に工場がある丸光製麺の「はっとの日」(8月10日)、県生めん協同組合の「ひっつみの日」(12月3日)などがある。

 今年の大会は2月11日、花巻市若葉町3丁目の市文化会館で午前10時から開かれ、約180人の食士が競う。来場者向けのわんこそば体験や、手打ちそば体験の新企画も行う。入場無料。

【写真=「わんこそば記念日」登録証を披露する佐々木英親さん】

(2015/01/28)

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