リビアのホテル襲撃、「イスラム国」が犯行声明
【カイロ=柳沢亨之】過激派「イスラム国」傘下のラジオ局「バヤーン」は28日、リビアの首都トリポリの高級ホテルが27日に襲撃された事件について、イスラム国の地元組織が犯行声明を出したと伝えた。
同局によると、声明はイスラム国の「トリポリ州」名で出された。犯行集団を「殉教者」と称賛し、犯人2人のゲリラ名とみられる名前を紹介。名前には、それぞれチュニジアとスーダンの出身であることを示唆する表現が記されている。同事件では、米国や韓国、フランス、フィリピン出身の外国人5人を含む少なくとも9人が死亡した。
2015年01月29日 12時02分
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