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北海道新幹線、青函トンネル初通過 海峡を抜け歴史の一歩

(12/07 09:14、12/07 23:43 更新)

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 JR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構が1日から行っている北海道新幹線の走行試験で、7日早朝、同新幹線の車両「H5系」が北海道側から青函トンネル(53・85キロ)を初めて通過し、津軽海峡を越えて青森県内を走った。1964年に新幹線規格で同トンネルが着工されてから半世紀の節目の年に、1年3カ月後に迫った新幹線時代へ記念の一歩を記した。

 H5系は6日午後10時20分すぎに渡島管内七飯町の函館総合車両基地を出て、同40分、北斗市の新函館北斗駅を出発した。低速で進みながら7日午前3時5分、同管内知内町側の出入り口から青函トンネルに入り、同5時11分、青森県今別町側の出入り口から先頭車両が姿を現した。

 トンネル内ではレールや電気設備などに異常がないか確認しながら時速30キロ以下で走り、午前5時40分すぎ、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅(今別町)に到着した。駅ホームでは、町民ら約60人が「歓迎」などと書かれた旗を振りながら出迎えた。車両は8日朝、函館総合車両基地に戻る予定だ。(青森臨時支局)

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