[PR]

 愛知県瀬戸市の山中で、県警守山署(名古屋市)が捜査していた事件の証拠品とみられる物品が大量に捨てられているのが見つかった。県警は、管理に関わった警察官が故意に投棄した可能性もあるとみて調べている。

 県警によると、17日、瀬戸市内の山中を通りかかった人から「ゴミが捨てられている」と通報があった。県警が調べたところ、バールなどが捨てられており、一部に守山署が捜査していた窃盗事件などの証拠品だということを示す札が付いていた。数年前から同署内の倉庫などで保管されていたものらしい。

 証拠品は通常、警察官や警察職員以外が持ち出すことはできない。県警の調べでは、同署から盗み出された形跡はないという。