米大リーグ機構は30日(日本時間31日)の北米でのレギュラーシーズン開幕に合わせ、今季から拡大するビデオ判定の映像を管理するセンターをニューヨークで始動させる。
AP通信の26日の報道によると、各球場にそれぞれ12台以上のカメラが設置され、映像がセンターに送られる。センター内では審判員が対象のプレーを確認し、球場の審判員と連絡を取り合う。停電対策のために独立した電源を確保するなど、1千万ドル(約10億2000万円)以上かかったという。
ビデオ判定は昨季まで本塁打に限定していたが、ストライク、ボールの判定を除く、ほとんどのプレーが対象となる。(共同)