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  • 新しい持ち株会社が上場 みずほ、2信託も合併

     みずほ銀行、みずほコーポレート銀行やカード会社などの関連事業を直接統括する新しい金融持ち株会社「みずほフィナンシャルグループ」が12日、東京証券取引所と大阪証券取引所に上場した。みずほ信託銀行とみずほアセット信託銀行も同日、「みずほ信託銀行」として合併。グループ再編で経営効率化と配当原資の拡充を狙う。  みずほフィナンシャルグループはこれまでの持ち株会社「みずほホールディングス」の子会社として1月に設立した。12日にホールディングスと株式を交換して親子関係を逆転。傘下の黒字会社からの配当などを新たな統括持ち株会社であるフィナンシャルグループに集中することで、国が保有する優先株への配当原資を積み上げる。  みずほグループは約2兆円の不良債権処理などで、今年3月期は1兆9500億円の連結最終赤字に転落する見通し。これに対応する1兆2000億円程度の増資額や条件も正式に決め、午後に発表する。
      【共同通信】