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【ガンバッてます!】山形GK摂津、2種登録後トップ練習初参加!ソフトB摂津と親戚

2014年6月18日6時0分  スポーツ報知
  • 190センチの長身で横っ跳びするモンテディオ山形ユースGK摂津

 J2モンテディオ山形ユースのGK摂津颯登(はやと、17)が17日、2種登録後、初めてトップチームの練習に参加。ソフトバンクの大エース・摂津正投手(32)と血縁関係にある190センチのイケメンGKは、“プロサッカー界の摂津”としてアピールしていく意欲を見せた。この日は浦和から期限付き移籍で加入したGK山岸範宏(36)も合流。激化する守護神争いに殴り込む。

 190センチの有望GKが、プロデビューに一歩前進した。ユース所属の摂津が第2種に登録され、公式戦出場が可能となった。ユースからは2人目。高さと若さで夢の舞台を目指す。

 初合流したトップチームの練習で、端正な顔をゆがませた。シュート練習では反応が遅れてスピードについていけず、ポジショニングもバラバラ。「ユースよりきつい練習だけど、前向きにやっていきたい。まだまだプロには“0点”という気持ちです」と謙虚に話した。

 湯沢北中(秋田)時代は無名の選手だったが、イケメンとしては有名だった。当時187センチの逸材に目を留めた斎藤武志ユースGKコーチ(35)は「中学の校長先生から『ジャニーズに行かせるつもりだった』と言われましたよ」と証言する。

 今年2月に国士舘大の練習に参加した時は、新宿駅でモデルのスカウトにも声を掛けられた。「サッカーをやっていると言って断りました」。現在は山形市内の定時制高校に通いながらトップとユースで練習する“三足のわらじ”。競技以外は目もくれない。

 ソフトバンクの摂津投手とは「自分の父方の祖父のいとこの孫」という関係。「全然意識はしていないけど、将来は“サッカー界の摂津”と呼ばれるようになれれば」と刺激にしている。

 秋田に住んでいた小学4年の当時から年に2、3回は山形にサポーターとして応援に来ていた。「山形でプロになりたい気持ちが強い。トップに上がれば地元・秋田にもうれしい知らせを届けられる。摂津投手にも届けられれば…」。17歳の夢物語は始まったばかりだ。(武田 泉)

 ◆摂津 颯登(せっつ・はやと)1996年10月5日、秋田・湯沢市生まれ、17歳。GK。小学1年時に湯沢FCJサンマリッツで競技を始める。湯沢北中では横手FCサンヴィゴーレに所属。山形ユース1年目にU―16日本代表候補合宿に参加。昨年から正GKに定着。利き足は右。190センチ、75キロ。家族は両親と兄。

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