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汚れたW杯…再投票求める声高まる 22年カタール招致に5億円買収疑惑 (1/3ページ)

2014.6.7 01:40

記者会見後、W杯優勝トロフィーの前でポーズを取る国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長。改革が叫ばれて久しいが、FIFAの「金権体質」はなかなか改まらない=5日、サンパウロ(ロイター)

記者会見後、W杯優勝トロフィーの前でポーズを取る国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長。改革が叫ばれて久しいが、FIFAの「金権体質」はなかなか改まらない=5日、サンパウロ(ロイター)【拡大】

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を前に国際サッカー連盟(FIFA)が新たな不正疑惑で揺れている。英紙サンデー・タイムズ(1日付)が2022年W杯カタール大会の招致活動で総額500万ドル(約5億1000万円)以上の買収工作があったと報じ、欧州で再投票を求める声が高まっているのだ。

 カタールの招致委員会は疑惑を否定しているが、多数の関係者は資金の受け取り自体は否定していない。FIFAは倫理委員会が開催地決定の経緯を独自に調査し、ブラジル大会終了後の7月にも今後の対応を決めるとしているが、前例がない再投票となるのか、行方が注目される。

 「欧州」対「中東」の様相

 2022年W杯開催地にはカタール、米国、韓国、日本、オーストラリアの5カ国が立候補し、10年のFIFA理事会(投票者22人)で、カタールに決まった。しかし、カタールの6~7月は酷暑である上に、事前の評価レポートでは5候補の中でカタールは最下位だったことなどから、決定直後から“疑惑”が指摘されていた。

独自入手した大量の電子メールや銀行口座の入金記録などから…

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