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最終更新:2014年6月3日(火) 9時56分

22年W杯開催国選び直し? 贈賄報道でカタールを調査

 次の次のワールドカップ開催国に決まっているカタールが、FIFA=国際サッカー連盟の理事に5億円あまりの賄賂を払っていたと報道され、FIFAがこの問題で近く調査結果を公表することを明らかにしました。

 この疑惑はイギリスの新聞「サンデータイムス」などが1日に報じたもので、日本も立候補していた2022年のワールドカップ開催地の決定にあたり、カタールの理事が複数のアフリカの理事に500万ドル、日本円で5億円余りの不正な金などを渡していたというものです。

 FIFAは、この疑惑について、調査を今月9日までに終え、6週間以内に結果を公表すると明らかにしました。

 2022年の大会にはカタールのほか、日本、韓国、アメリカ、オーストラリアが立候補していましたが、万が一、「投票のやり直し」ということになれば、日本に再び開催のチャンスが訪れるかもしれません。

 「カタールは小さい国で真のサッカー文化はないし、暑すぎて夏の試合は無理だから、カタールに決まったことに皆驚いていた。だから不正な点があるという指摘にも驚かない」(イギリス サッカー協会 グレッグ・ダイク会長)

 カタールでの開催を巡っては、夏の気温が40度を超える点も問題視されています。(03日09:00)

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