［地方］天津から初のチャーター便運航　２８日から５カ月間　静岡空港（2014.5.28 02:11）

　静岡空港で、中国・天津からの初めてのチャーター便が２８日から約５カ月間にわたって連続運航されることが決まった。川勝平太知事が２７日の定例会見で明らかにした。

　県は中国に対し、静岡空港と中国間の路線増設を目指し、働きかけてきた。その中で、天津市の天津浜海国際空港ならば、北京市からも約１２０キロと比較的近く、両市の訪日需要を取り込めることから、天津航空（本社・天津市）のチャーター便運航が決まった。同社は定期便化も検討しているという。

　同社は中国の国内外９０都市を結ぶ約１１０路線を運航しており、日本への就航は初めて。連続チャーター便は月、火、水、金、土曜の週５便で、運航期間は１０月２５日まで。ダイヤは天津午後２時５０分発－静岡５時３０分着と静岡同６時３０分発－天津９時４０分着。

　川勝知事は「連続チャーター便が成功し、定期便化を期待したい」と語った。