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  • 不正通行の僧侶の逆転有罪確定へ ETCすり抜け

     最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は16日までに、高速道路の自動料金収受システム(ETC)をオートバイで不正にすり抜けたとして、道路整備特別措置法違反(不正通行)の罪に問われた京都市の僧侶柳山信被告(65)の上告を棄却する決定をした。一審の無罪判決を破棄し、罰金200万円とした二審判決が確定する。14日付。

     一審京都簡裁は「不正の故意を認定するには合理的な疑いが残る」とした。しかし二審大阪高裁は、料金所で係員に停車を求められて不正通行を指摘されたことなどを挙げ、「カード挿入の誤りに気付くことができた」と指摘。被告に不正の意図があったと判断した。

      【共同通信】