国際過激派が125人殺害か 少女拉致のナイジェリアで2014.5.8 09:51

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過激派が125人殺害か 少女拉致のナイジェリアで

2014.5.8 09:51

 ロイター通信は7日、多数の女子生徒らが拉致されたナイジェリア北東部ボルノ州で、武装集団が町を襲撃、少なくとも125人の住民を殺害したと報じた。イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行とみられる。

 ボルノ州では4月以降、女子生徒や少女ら270人以上が拉致され、米政府が軍や捜査当局の専門家を派遣、捜索・救出作戦を支援する方針を表明している。

 住民殺害が報じられたのは州都マイドゥグリ近郊の町でカメルーンとの国境近く。武装集団が5日、町を包囲して銃を乱射し車などに放火した。町の市場は業者らで混雑していたという。数百人が犠牲になったとの報道もある。

 ボコ・ハラムの指導者のアブバカル・シェカウ師は拉致した生徒を「奴隷」として売り飛ばすと脅迫。ナイジェリア警察当局は生徒発見につながる情報の提供者に5千万ナイラ(約3150万円)の報奨金を支払うと発表した。(共同)

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