「助けられた命大事に」 西田敏行さん退院
今月3日に急性心筋こうそくのため東京都内の病院に運ばれ、入院していた俳優の西田敏行さん(55)が28日午後、元気に退院した。
担当の看護師から花束を受け取った西田さんは「お世話になりました。ありがとう」と明るい笑顔を見せた。
入院中は病院食で体重も9キロ減り82キロと少しスリムに。「たばこもきっぱりやめた。おかげで入院前より体の状態は良いぐらい」と言う。
「発症して病院に向かう途中、『おれの人生もフィニッシュか』と思ったこともあったが、処置が早かったおかげで救われた。助けていただいた命だけに大事にしたい」と神妙に話していた。
しばらく自宅で静養。4月初旬に検査を受け、その結果をふまえて仕事復帰のスケジュールを決定する。松竹によると、主演映画「釣りバカ日誌14」は、5月上旬の高知ロケから撮影に合流する見込みだという。
【共同通信】
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