小野塚選手に栄誉賞贈呈・南魚沼市
ソチ冬季五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)の銅メダリスト小野塚彩那選手(26)=石打丸山ク=に7日、地元の南魚沼市が市民スポーツ栄誉賞を贈呈した。詰めかけた市民ら約300人が大きな拍手を送り祝福した。
市民会館での贈呈式で、井口一郎市長は「国民、県民、市民に大変な感動を与えてもらった。この快挙を長く市の歴史にとどめたい」とあいさつし、新たに創設した栄誉賞の賞状やトロフィーを手渡した。
五輪での予選・決勝の映像を見ながらトークショーも行われ、小野塚選手は「予選の2本目は決勝に向けて体力を温存して滑った」「最後のガッツポーズには終わった安心感と解放感があった」などと滑りを振り返った。当日の感動そのままに、スクリーンに映る高いエアに参加者からは拍手と歓声が沸いた。地元ジュニア選手から花束を贈られた小野塚選手は「今後も1年ずつを大事に頑張っていきたい。応援をよろしくお願いします」と語った。