昆虫 荒川・押切の虫の声 マツムシの声をリーダーに秋の夜長を虫の声で堪能 埼玉県江南町 秋,とくに8月中旬から10月上旬の夜6時ごろから 河原の草地 　荒川の中流,埼玉県江南町にある押切の河原は,ほとんど人の手が加えられていない自然の草地だ。南に荒川の清流,北は県営大麻生公園ゴルフ場に挟まれた河川敷で,夜鳴く昆虫が多いことでも知られている。 　あたりがうす暗くなると,マツムシ,スズムシ,エゾエンマコオロギ,キリギリスなどがいっせいに鳴き出して,秋の夜長を演出する。8月中旬から10月上旬ごろまで19種類もの虫の音が聞こえてくる。 　とくにマツムシが多く,「チンチロリーン,チンチロリーン」と響く鳴き声は,歩きながらも,立ち止まっても,どこにいても聞こえるほどにぎやかだ。 　市民グループの観察活動や観賞会なども催されている。 近くの武蔵丘陵森林公園は明治百年記念に造られた広大な自然公園。アカマツやクヌギなどの雑木林の丘陵に大小40もの沼が点在。サイクリングなどのスポーツも楽しめる。 【 鉄道・バスでお越しの場合 】 電車＝秩父鉄道大麻生駅から徒歩10分。駅前の「ふるさと歩道」を参照。 【 お車でお越しの場合 】 熊谷東松山道路から押切橋方面へ入る。 江南町生活環境課 〒360-0192 大里郡江南町中央１丁目 TEL : 048-536-1521

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