2013-06-23 06:01:51

リニア中央新幹線の誘致には 新谷寅三郎さんの功績が大きかったのです。

テーマ:話題
 実は、リニア中央新幹線の誘致には 新谷寅三郎さんの功績が大きかったのです。

 故鍵田忠兵衛さんが亡くなる前に、平成23年9月議会で、一般質問で次のように発言されています。

「ところで皆様方、リニア中央新幹線の基本計画は、昭和48年11月15日に決定をされました。
今から38年前に、この基本計画を決定された運輸大臣がどなたであったのか、ご存じでしょうか。本県にとって多大な功績を残されたこの方は、何を隠そう、この奈良県出身の新谷寅三郎先生なのであります。」

その質問に、荒井知事は次のように答弁されています。

「奈良県出身の新谷先生が、奈良市付近を主要な経過地とするリニア中央新幹線の基本計画を決定されたことは、奈良の将来の展望に道筋をつけられたお方として、その功績に対し厚く敬意を表したいと改めて思う次第でございます。

 リニア中央新幹線の事業着手のためには、基本計画、整備計画、工事施工認可と大きな三つの要素がございます。基本計画は新谷先生、整備計画は、この際、奈良市付近ということが改めて確認されたわけでございます。新谷先生が決定された基本計画から約四十年が経過し、整備計画において奈良市付近が明記されたことは、新たな段階を迎え、極めて重要なことであり、大変喜ばしいことと思っております。

 奈良市付近に設置される新駅については、議員ご指摘のとおり、京都経済界等が京都市にルートを変えるように動きが見られます。京都市も奈良市付近だとおっしゃる方もおられるようでございます。
 また、県内でも関西文化学研都市を通るルートの声も聞かれます。

 私は、新駅の設置に当たりましては、高速交通体系の軸から離れていた奈良県において、県南部や紀伊半島の方々をはじめ、より遠くまで高速輸送機能がもたらす効果が広がるように、均てんできるようにすることが必要であろうかと思っております。

 このためには、既存の鉄道や高規格道路などの交通インフラとの結節性が高いところに新駅を整備することが重要であろうかと思っております。

 新谷寅三郎先生のことを触れられましたので、私ごとになって、大変このような場で申し上げるのは恐縮であろうとは思いますが、就職のときに、私自身は運輸省でない他の省庁を希望しておりましたが、新谷先生は運輸省へ行くように強く指導されました。

 その結果、多少不満があったんですが、失礼しました、多少腑に落ちないところがあったんですが、その後、国鉄改革や整備新幹線の大きな仕事をさせていただきました。

 そのような経緯もあり、先生は結婚式の仲人を生涯三人されたようでございますが、そのうちの一人として仲人もしていただいた経緯もございます。

 新谷先生とのご縁もあるように改めて感じますが、リニア中央新幹線の大阪までの全線同時開業と奈良市付近における新駅設置に向けまして、私としても国やJR東海、関係機関に対し、全力を挙げて実現をしたいと思う次第でございます。」

と、答弁されています。
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