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【茨城】来春までに一定結論 合併 つくば、土浦市初の勉強会
つくば、土浦両市が将来的な合併を視野に設置した勉強会の初会合が十日夕、両市長が出席して土浦市役所で開かれた。来月以降は月一回のペースで開催し、両市の担当部長らが互いに市政運営の現状や課題について説明して、理解を深め合うことで一致した。 (松尾博史) 初会合は非公開で約四十分間行われ、終了後に両市長が記者会見した。つくば市の市原健一市長は「二〇一四年度中には一定の勉強会としての結論を出していこうと考えている」と明言した。両市が協議内容を踏まえ、来春までには合併への動きを加速させるかどうかの判断を示す可能性を示唆した。 勉強会への参加を希望している近隣首長への対応については、正式な参加要請がつくば、土浦両市に届いた段階で、あらためて両市で対応を検討することになった。 一方、両市から近隣自治体に広域合併を呼び掛ける可能性について、市原市長は「現時点ではありません。(勉強会は)あくまで土浦市とつくば市の問題」と強調した。 勉強会での議論のペースなどをめぐり、市原市長は「私はできるだけ、ガンガンいきたいと思っている」と発言した。これに対し、中川清・土浦市長は旧新治村と合併した経験から「合併は大変な作業。じっくりと勉強していくことが大事ではないか」と述べ、慎重な姿勢をみせた。 勉強会の正式名称は「合併についての勉強会」。基本的には部長以下の職員らで進めるが、両市の市長や副市長が出席することもある。開催地は土浦市、つくば市が交互に受け持つ。 PR情報
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