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韓国Ｕ－２２主将を獲得　ツエーゲン

　サッカーＪＦＬのツエーゲン金沢が韓国Ｕ－２２代表ＤＦチェ・ジフン（２２）の獲得で合意したことが１０日、分かった。６月下旬から入団テストを兼ねて練習に参加しており、近く入団発表される見通し。代表チームでは主将も経験しており、守備力アップのキーマンとして活躍が期待される。

　開幕直後こそ波に乗れなかったツエーゲン金沢だが、現在は今季最高の４位まで浮上している。８戦負けなしで４連勝中。チームの好調を支えているのは、豊富な運動量を生かした攻撃力で、リーグ最多の３１得点を挙げている。

　課題は守備だ。失点はワースト７番目の２３点。後半戦に入り、守備のてこ入れが急務となる中、日本でのプレーを望んでいたチェに白羽の矢を立て、獲得準備を進めてきた。

　チェはソウル市生まれ。ジュニアユース時代から年代別の韓国代表メンバーに選ばれてきた。昨年１２月に行われた中国Ｕ－２２代表との親善試合では、キャプテンマークを付けてプレーし、１－０の勝利に貢献した。

　打点の高いヘディングや一対一の強さに定評がある。ツエーゲン金沢にとっては、守備力アップの貴重な戦力になるとみられる。