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  • 緊急即応連隊新設を検討 宇都宮、1100人規模

     防衛庁が、海外派遣やテロ対策の常設実動部隊となる「緊急即応連隊」(仮称、1100人)を陸上自衛隊宇都宮駐屯地(宇都宮市)に新設する構想を検討していることが8日、分かった。国連平和維持活動(PKO)などで海外派遣される隊員を訓練する「国際活動教育隊」(PKOセンター、同、100人)も駒門駐屯地(静岡県御殿場市)に新設したい意向だ。  政府が11月末に策定する新防衛大綱をめぐり、財務省は「陸自定数4万人減」を柱とする大幅な人員、装備の削減案を提示するなど防衛庁との攻防が本格化しており、実現には紆余(うよ)曲折も予想される。  構想では、緊急即応連隊とPKOセンターは、各種の専門機能を持つ防衛庁長官の直轄部隊を一元的に管理する「中央即応集団」(仮称)に所属、同集団の司令部(200人)は朝霞駐屯地(東京都練馬区)に置く。
      【共同通信】