妙義龍復活させた〝ナースとの恥辱体験〟
2012年07月18日 12時00分
大相撲名古屋場所10日目(17日)、新三役の小結妙義龍(25=境川)が栃ノ心を破り6勝4敗と星を伸ばし目標の勝ち越しへ向けて前進した。
兵庫・高砂市出身の妙義龍は、日体大4年の2008年に大分国体で成年個人の部を制して鳴り物入りで角界入り。順調に出世したが、新十両で迎えた10年初場所で左膝の半月板を損傷。その後は3場所連続で全休を余儀なくされた。復活の原動力となったのは、負傷した直後の入院先での〝恥辱体験〟だった。
一人で歩くことすらできなかった妙義龍は、しばらく車椅子生活を強いられた。体重100キロを優に超える巨体を一生懸命に押してくれたのは病院の看護師さん。妙義龍は猛烈な恥ずかしさと情けなさに襲われた。「女の人に車椅子を押してもらって…。『こんなんだったら、自分で歩くわ!』と思った」
一念発起した大器は懸命なリハビリを開始した。その結果〝恥辱〟から抜け出し、ようやくたどり着いた三役の地位。「また明日から集中してやる」と気を引き締めた。
【関連記事】
【新着記事】
【SG賞金王決定戦】池田が2年ぶり2度目の賞金王!
ボートレース住之江で開催されていたSG「賞金王決定戦」は23日、第12Rで決定戦が行われ、池田浩二(35=愛知)が堂々と逃げ切り優勝。圧倒的人気に応えるとともに2年ぶり2度目の賞金王決定戦優勝を決めた。
ボートレース住之江で開催されていたSG「賞金王決定戦」は23日、第12Rで決定戦が行われ、池田浩二(35=愛知)が堂々と逃げ切り優勝。圧倒的人気に応えるとともに2年ぶり2度目の賞金王決定戦優勝を決めた。
【立川GP】前夜祭から本番まで注目選手のインタビューを配信!
立川競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2013」。東スポWEBでは18日に行われた前夜祭、そして27日の前検から30日の本番まで、注目選手のインタビュー、本紙記者の推奨レース予想などスペシャルムービーをお届けします。
立川競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2013」。東スポWEBでは18日に行われた前夜祭、そして27日の前検から30日の本番まで、注目選手のインタビュー、本紙記者の推奨レース予想などスペシャルムービーをお届けします。