レスリングがオリンピック競技存続へ、2020・24年大会で実施…IOC総会

 国際オリンピック委員会(IOC)は9月8日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで総会を行い、2020年東京オリンピックで実施される最後の1競技にレスリングを選んだ。2024年大会での実施も自動的に決まった。

 レスリングは2月のIOC理事会で中核競技から外され、候補に挙がっていた7競技とともに2020年大会の最後の1枠を目指していた。5月29日のIOC理事会で最終候補の3競技に残り、スカッシュ、野球&ソフトボールとともに争っていた。

 総会では、IOC理事会が決めた昨年のロンドン・オリンピックの実施26競技からレスリングを除いた25競技を「中核競技」とすることを投票で一括承認。続いて野球&ソフトボール、スカッシュ、レスリングの順でプレゼンテーションと質疑応答が行われ、追加競技を決める投票へ。

 95票が投じられ、レスリングは49票、野球とソフトは24票、スカッシュは22票。第1回の投票でレスリングが過半数を獲得し、レスリングの復帰(存続)が決まった。



 

 

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