恋愛・女性-LAURIER(ローリエ)

AKB48のPVを最後まで見てしまう理由

2011年9月15日 10時00分 (2011年9月18日 09時50分 更新)

ライター情報:mic(ミック)

史上初の発売初日売り上げ100万枚突破(102.6万枚)を記録した「フライングゲット」。キングレコードより発売中。

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先日、史上初の発売初日売り上げ100万枚突破(102.6万枚)を記録した、AKB48の22枚目のシングル「フライングゲット」が発売初週で135.4万枚を売り上げた。本作は、新曲(CD)に加えてミュージッククリップ(PV、ミュージックビデオとも言う)もDVDに収められている。

AKB48のミュージッククリップといえば、ファンの間では毎回話題になり、お気に入りのメンバーがどんなポジションで出演しているか等、チェックポイントが色々あるようだ。

しかし、決してファンならずとも、AKB48のクリップは何だか最後まで見てしまう、という声も少なくない。
それもそのはず、彼女らの新曲は毎回、日本映画界&音楽界を代表する監督らが演出をしているのだ。
今回の「フライングゲット」を手がけたのは、『ケイゾク』『TRICK』『20世紀少年』の堤幸彦監督。

■新曲は、カンフー映画のようなオープニング

オープニングはまるでカンフー映画のよう。食事をしながら談笑するメンバーの元に突然、謎の武闘集団「赤辺古四十八士」が現れ、彼女らを倒そうとする……。続きは、ネタバレになるので控えておくが、ラストは前田敦子と大島優子の一騎打ちとなり、この前の総選挙を彷彿とさせるドラマが展開される。
優雅な天女風衣装や煌びやかなダンス衣装をまとったメンバーが、アクションシーンに挑戦するなど、『TRICK』の堤監督らしいカメラワークを楽しむことが出来る。全編18分。(ドラマシーンをフィーチャーした23分の作品も)
せっかくなので、過去の作品のミュージッククリップも見てみよう。

■これまでの作品を手がけた有名監督たち

昨年の“卒業ソング”として話題となった『桜の栞』は、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督が担当し、少女達の透明感溢れる映像に感動の声が集まった。

その前作『RIVER』は、『大声ダイヤモンド』『10年桜』『涙サプライズ!』『言い訳Maybe』『桜の花びらたち2008』『ポニーテールとシュシュ』等々、数々のAKB48のクリップを手がけてきた高橋栄樹監督。
彼は、THE YELLOW MONKEYの楽曲を多数担当し、ゆずの『飛べない鳥』、Mr.Childrenの『終わりなき旅』ほか、佐野元春、エレファントカシマシ等、数多くのミュージシャンが信頼寄せる逸材。過去には、世界的にも有名なヴィム・ヴェンダース監督の日本ロケに同行していたり、U2のクリップ編集も担当していた事もある。
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ライター情報

mic(ミック)

ねこ女優・シネマスタイリスト。
OL、おばあちゃん、ドラッグクイーンまで様々な“女”を演じ分ける一人芝居や
心温まるポエトリーリーディング等、独自のパフォーマンスを展開。
一方、主に女性誌での映画コラム執筆、TV・ラジオ等にて旧作~新作シネマをご紹介。                                                                        
公式HP:micオフィシャルサイト
ブログ:Toujours merci&Bonne sante!
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