47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 東京大空襲で答弁書 「人道主義に合致せず」

     政府は7日、米軍による焼夷弾の無差別投下で多数の犠牲者を出した1945年3月の東京大空襲について「国際法の根底にある基本思想の一つたる人道主義に合致しない」と強調した答弁書を閣議決定した。

     安倍政権として、東京大空襲をめぐる歴史認識を示した。対日戦争を反ファシズムの戦いと位置づけてきた米側の反応が注目されそうだ。

     答弁書は東京大空襲に関して「当時の状況についてはさまざまな見方がある」と述べ、直接的な対米批判は避けた。「当時の国際法に違反して行われたとは言い切れない」とも指摘した。

      【共同通信】