政治維新にくすぶる不満、松野氏「反対もある」 秘密保護法案、幹部会で修正合意報告2013.11.21 11:28

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維新にくすぶる不満、松野氏「反対もある」 秘密保護法案、幹部会で修正合意報告

2013.11.21 11:28

 日本維新の会国会議員団は21日午前、幹部会を開き、特定秘密保護法案への対応を協議した。与党側と修正協議を行った藤井孝男総務会長が合意内容を報告した。

 与党側は25日に衆院国家安全保障特別委員会で採決した上で、26日の衆院本会議で可決する日程を想定している。ただ、松野頼久幹事長は幹部会後、記者団に「25日の委員会採決はのめない。(採決には)中央公聴会と充実した審議が前提で、反対もあり得る」と述べた。

 執行部は22日の総務会で了承を取り付けたい考えだ。しかし、党内には合意への反発がくすぶっており、総務会に先立って開かれる国家政策部会で紛糾する可能性がある。

 20日の修正合意では、漏洩(ろうえい)が禁じられる「特定秘密」について(1)5年間指定がない府省庁は、指定権限をいったん奪う(2)60年を超えて指定できる例外7項目に関する文言を見直す(3)指定の在り方を監視する独立機関の設置を検討する-などの内容が盛り込まれた。

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