事件ホテルオークラも虚偽表示 235品目・38万食2013.11.7 16:38

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ホテルオークラも虚偽表示 235品目・38万食

2013.11.7 16:38
消費者庁クラブで記者の質問に答えた際、頭を下げる(手前から)ホテルオークラの鈴木隆太郎広報担当部長、宇多憲治上席執行役員、成瀬正治取締役=7日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)

消費者庁クラブで記者の質問に答えた際、頭を下げる(手前から)ホテルオークラの鈴木隆太郎広報担当部長、宇多憲治上席執行役員、成瀬正治取締役=7日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)

 ホテルオークラは7日、運営する13ホテルと関連会社3社のレストランやルームサービスなどで提供した計235品目の使用食材とメニュー表示が異なっていたと発表した。虚偽の表示で販売した総数は計約38万6千食で、販売額は計約8億7千万円に上る。

 同社は利用が確認できれば返金に応じる方針。

 同社によると、全国の系列ホテルで「芝海老」と表示したメニューでバナメイエビを使用。ブラックタイガーは「車海老」と表示するなどしていた。茨城県つくば市と千葉県木更津市のホテルでは、牛脂を注入した肉を加工肉とせず「牛肉ステーキ」として提供した。

 ホテルオークラJRハウステンボスでは長崎県産地鶏を「雲仙地鶏」と表示していたほか、自家製ソーセージとうたいながら実際は外部に製造を委託していた。

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記者の質問に答える(左奥から)ホテルオークラの鈴木隆太郎広報担当部長、宇多憲治上席執行役員、成瀬正治取締役=7日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)

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