千日デパート焼く。7階のアルサロの従業員、客ら117人死亡 | 1972/05/13 ▲ |
大阪市南区灘波新地の千日デパート(鉄筋コンクリート7階、地下1階の雑居ビル)の3階付近から出火、火はまたたく間に燃え広がった。 出火当時、7階のアルサロは営業中で逃げ遅れた客やホステス、従業員らが7階から路上に飛び降りたり、煙に巻かれたりして、死者117人(男子48人、女子69人)重軽傷37人というわが国の建て物火災としては、戦後最悪の大惨事となった。 3階スーパーで配電工事の現場監督が投げ捨てたたばこの火が燃え広がったのが出火の原因。大都市で多くなった雑居ビルの安全対策に問題を投げかけた。 |
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