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事件
脱法ハーブ事故に有罪判決 名古屋地裁「直前使用強く推認」
2013.6.12 12:06
[地域の話題]
脱法ハーブ吸引による運転で事故を起こし、生後6カ月の乳児を含む6人にけがをさせたとして危険運転致傷罪に問われた会社員、高橋悌一郎被告(30)に、名古屋地裁は12日、懲役2年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。入江猛裁判官は高橋被告が急な車線変更をしていることや事故後に意識がもうろうとした状態となっていたことなどから、「事故直前に脱法ハーブを使用したと強く推認される」と指摘。
弁護側は「ハーブを吸ったのは前日で、吸引の影響はない。脇見運転が事故の原因だ」とし、自動車運転過失傷害罪を適用した上で執行猶予を付けるよう求めていた。
判決によると、昨年9月17日午後4時すぎ、脱法ハーブの影響により正常な運転が困難な状態でトラックを運転。名古屋市西区の県道で乗用車など4台を巻き込む事故を起こし、6人に軽傷を負わせた。
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