風間俊介が研修医役「人救う役ありがたい」…フジ「救命病棟２４時」

　フジテレビで７月から第５シリーズが放送される「救命病棟２４時」（火曜後９・００）に、ＮＨＫ連続テレビ小説「純と愛」でヒロインの相手役を演じた風間俊介が出演する。

　民放ドラマは２０１１年７月期フジテレビ「それでも、生きてゆく」で７歳の少女を殺害した少年を演じて以来２年ぶり。今年３月まで放送された「純と愛」では不思議な能力を持つ青年役を演じるなど難役を多く演じてきた。今回は、松嶋菜々子演じるヒロインが医局長として救命チームを作る国立大学付属病院の救命救急センターに自ら志願してきた研修医・広瀬斎(いつき)役。「傷付ける役ばかり演じてきたので、今回は人を救う役を演じることができてありがたい」と喜ぶ一方、「絶妙にいろんな人にバカにされ、かわいがられながら自分のダメなところを出す伸びしろのあるキャラクター。寝癖がいつも付いていて、白髪は気にするのに、寝癖は気にしない、よく分からない美的センスを持っている部分は少し自分と共通していると思います」と話す。

　撮影がスタートして約１か月。「緊張感のあるシーンが多いので、カットがかかった後は、"緩和"して仲良くやっています」と笑う。「今までキャラクターの成長を見てきた皆さんはこの作品への思い入れも大きいと思います。その思い入れのある人たちと一緒に作っていくんだという気持ちを忘れずに、そして認めてもらえるように頑張ります」と意気込みを語っていた。