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  • 日体大の陸上部合宿所に偽札 大麻違反容疑で捜索時、発見

     日本体育大陸上部の合宿所(横浜市青葉区)が大麻取締法違反容疑で今月2日、関東信越厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受けた際、部員の部屋から偽札数枚が見つかっていたことが26日、日体大や神奈川県警への取材で分かった。県警が通貨偽造などの疑いで調べている。

     県警によると、見つかった偽札は1000円札、5000円札、1万円札の3種類で計数枚。カラーコピーの可能性もあり、詳しい鑑定を進めている。片面が白紙のものもあった。

     日体大によると、捜索を受けた男子部員と、同室の別の男子部員が所持していた。

     県警は大学から偽札の任意提出を受け鑑定を実施。詳しい作製方法について調べるとともに、所持していたとされる部員らから、作製の経緯や使用の有無について事情を聴く方針だ。

     日体大陸上部をめぐっては、関東信越厚生局麻薬取締部が男子部員の大麻所持容疑で合宿所を捜索したが、大麻は見つからなかった。大学は捜索を受けた男子部員を退学処分とし、陸上部の部長、監督、コーチの3人を5日付で解任した。

     関東学生陸上競技連盟関係者によると、この部員は大学側の調査に大麻吸引を認めたという。

      【共同通信】