ライフ【ひらパー100年】「派手さはないが目新しい」したたかな生き残り戦略とは… +(1/3ページ)(2012.10.5 13:20

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ライフ

【ひらパー100年】
「派手さはないが目新しい」したたかな生き残り戦略とは… 

2012.10.5 13:20 (1/3ページ)
ひらぱー兄さんこと、ブラックマヨネーズの小杉竜一さんと参加者らが「一斉にシャツの襟を立てる人数世界一」に挑戦。記録として認定され喜ぶ参加者ら=大阪府枚方市(大塚聡彦撮影)

ひらぱー兄さんこと、ブラックマヨネーズの小杉竜一さんと参加者らが「一斉にシャツの襟を立てる人数世界一」に挑戦。記録として認定され喜ぶ参加者ら=大阪府枚方市(大塚聡彦撮影)

 「ひらパー」の愛称で親しまれている大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」が6日、開園100周年を迎える。関西の遊園地は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)のような大型テーマパークの出現や少子化の影響などで次々と姿を消したが、比較的安定した集客を継続。途中閉園を挟まず、連続営業を続ける遊園地としては日本一になるという。昨年度の赤字決算から今年度は再び黒字を見込む同園。長寿の秘訣(ひけつ)は「派手さはないが目新しい」という地道な生き残り戦略にあった。(川西健士郎)

世界一に挑戦

 園内では現在、至る所に100周年のロゴの入ったフラッグが飾られ、お祝いムード一色。6日からは、かつて園の看板興行だった菊人形展が限定復活し、メモリアルに花を添える。

 土産店では、イメージキャラクター「ひらパー兄さん」として定着したお笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一さんと、同じく今年100周年を迎えた通天閣のビリケンさんを合体させた「ビリパー兄さん像」が笑いを誘い、同様に100周年を迎えた吉本興業の芸人のお祝いメッセージも掲げられている。

このニュースの写真

大正元年の枚方菊人形アーチ
ひらかたパーク入場者変遷
近年閉園した関西遊園地

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