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政治
【石原氏の質疑詳報(下)】「子孫のために環境問題アピールを」衆院予算委
2013.2.13 10:04
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首相「岩国においては空母艦載機59機を厚木から受けることにしているが、米軍再編全体のなかで、各地域がそれぞれ沖縄の負担を軽減するなかで、岩国基地が厚木からの空母艦載59機と普天間の空中給油機12機を受け入れることになっている。しかしもちろん、地域としてはNLPはやってもらったったら困るという強い要請がある。現在、硫黄島において暫定的に行われているものをどうするかについては、考えて検討していく必要がある」
小野寺五典防衛相「岩国移転は首相が申し述べた通りだ。NLPについては防衛省としては馬毛島を中心にさまざまな調査を行っている状況にある」
【日本の会計制度】
石原氏「次に大事な問題だが、日本の国家の会計制度に懸念を持っている。明治12年から18年までは一種の複式簿記だった。ところが明治20年になり、岩倉具視がヨーロッパに視察に行き最後にドイツに行った。ドイツを参考に単式簿記に変更した。この国には健全なバランスシートがない。財務諸表がない。国は何で外部監査を入れないのか」
副総理「国の予算と決算については、現金主義が採用されている。問題はそれから後を調べていただくと分かったと思うが、複式簿記を含めた発生主義は確実性、客観性、透明性だ。われわれはストックとフローの両面が分かりやすいのはこちらだと思うが、今言われた複式簿記、発生主義は平成15年から、国の財政についても参考情報として財務諸表を作成して取り組んでいる。もう1点は海外についてだが、予算については日本、アメリカ、フランス、ドイツはいずれも現金主義。決算については、議決の対象としていずれも現金主義だが、財務諸表を作成しているのは、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツだけが作成していない」
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