タレント野々村真(48)と俊恵(48)夫妻の長女・香音(かのん=11)が、「花粉デビルをやっつけろ!」で歌手デビューする。ドラムの英才教育を受けてきた“ロックンロール美少女”で、都内の自宅で撮影されたプロモーションビデオ(PV)では一家4人で共演。自身がモデルを務めた書籍「花粉キラー 『元気ボール体操』で脳内リセット」(SDP刊)と連動し、大量飛散が予測される花粉の撃退を呼び掛ける。
テレビの親子番組などに出演し、インターネットでも「野々村真の娘がかわいすぎる」と話題になった“2世美少女”が本格アイドルとしてデビューすることになった。
所属事務所スターダストプロモーションが設立した自社レーベル「スターダスト・レコード」の第1号歌手として、9日に「花粉デビルをやっつけろ!」のDVDシングルを発売。さらに同日から音楽配信も開始する。初体験のレコーディングに臨んだ香音は「最初は難しかったけど、楽しくできた!」と振り返った。
同曲は芦田愛菜(8)と鈴木福(8)の大ヒット曲「マル・マル・モリ・モリ!」を手掛けた宮下浩司氏が、作詞・作曲を担当。花粉症対策本と連動した撃退ソングになっており、香音はアイドルらしいかわいい歌声と4年間レッスンしてきたドラムの腕前を披露している。
PVは1月上旬に都内にある野々村の自宅で撮影され、野々村夫妻と弟の侑隼(ゆうと)君(10)も共演。花粉キラーヒロイン役の香音が、花粉デビル役の父と弟をやっつけるというコミカルな映像に仕上がった。父の真は「香音のためなら」と大張り切りで撮影に参加したという。
現在小学5年生の香音は、クラシックの有名曲「パッヘルベルのカノン」が名前の由来になったように、幼い頃からさまざまな音楽を聴いて育った。中でもロックがお気に入りで、小2から始めたドラムは松任谷由実、椎名林檎らのバックバンドも務めた村石雅行氏の元で英才教育中。「いつかレッチリ(米国の人気バンド『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』)さんと共演したい」と目標も大きい。
今後は歌だけでなく、ダンスや演技にも力を入れたいという。「アクションが好きなので女優としてはアンジェリーナ・ジョリーさんみたいになれたら」。所属事務所では、動画サイトなどを通して海外の花粉症対策にもアピールしていく計画で、世界デビューも夢ではなさそうだ。
◆香音(かのん)本名・野々村香音。2001年4月20日、東京都生まれ。11歳。幼い頃から劇団に所属して演技レッスンを始め、9歳で舞台デビュー。バラエティー番組やCMでも活躍している。ドラムのほかベースも得意。身長145センチ。
[2013/2/8-06:05 スポーツ報知]