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天草エアライン、機体更新を検討 候補に仏機 2012年12月12日

 天草市の安田公寛市長は12日、市や県などで出資する「天草エアライン」の機体更新に向けた検討を始めたことを明らかにした。2015年度中の購入を目指す。

 同日の市議会一般質問で、中尾友二議員の質問に「地元自治体として最大限の努力をする。皆さんにも協力していただきたい」と答えた。

 市によると、現有機はカナダ・ボンバルディア社製「ダッシュ8」(39人乗り)1機で、2000年から使用している。11年度は2億3900万円の整備費がかかっており、14年ごろには整備費が大幅に増加する時期を迎える。

 市と天草エアは整備費の抑制と新規集客などの選択肢として、機体の更新を検討。フランス製のATR42(50人乗り)が候補に挙がっており、価格は約20億円。安田市長は「県と協議はするが、市単独でも購入する覚悟がある」と話している。財源には合併特例債の基金を検討している。

 同社の資本金は4億9900万円。出資比率は県53・31%、天草市22・92%、上天草市2・73%、苓北町1・2%など。(橋野貴寛)



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