EM菌アホ、インチキは失礼
Iさんから次のようなメールをいただきました。
ご質問させて頂きます。
本日のフジテレビの特集を拝見させていただきました。
大槻様が放射能研究の第一人者と言う事を初めて知り(プラズマ専門と思ってました)調べさせていただきましたが、先生は原発推進派という事で間違いないでしょうか?
そういう立場をはっきりと表明してからEM菌批判をされてはいかがでしょうか?
放送の手法にもよると思いますが、「アホ」だ「インチキ」とか発言されると、対象は違うでしょうが、現状を打破しようと思い、活動してる現地の方に対しても失礼ではないかと感じました。
ちょっと不愉快に感じました。
悪意のある放送構成であったので、発言を切り貼りされたとは思いますが。
ご質問になってるか分かりませんが、メールさせていただきました。
先生の今後の御活躍、ご期待しております。
大槻からの回答
大槻からの回答
これまでの本ブログを始め、さまざまなメディアで私の原発に対する基本的なスタンスを明らかにしてきました。私は原発事故以前から『原発は安全ではないが必要である。これは車は安全ではないが必要である、と同じこと』と。しかし、学術会議の答申を無視してヤミクモに原発を作り、運営してきた体制にはまったく反対だったのです。その意味で私はいわゆる『原子力ムラ』から除外されてきました。したがって私は単純な『原発推進派』ではありません。原発の研究、開発を続けることは必要ですがこれまで自民党、公明党がやってきた原発推進はまったく反対です。このことはすでに本ブログで10回近く行った『国会事故調査報告書批判』をお読みいただけばお分かりいただけると思います。
放送とか、本ブログで私が『インチキ』『アホ』と言っているのは『新興宗教をベースとしたEM菌詐欺まがいの集団』を非難、批判している言葉です。住民や自治体の一部がこれに騙されていますが、騙されている人たちを『インチキ』と言っているのではないのです。この点注意して私の発言をお聞きください。騙されている住民の方々が一日も早く、そのことに気づいて欲しいのです。私の言動が『失礼になる』のは住民の方々に対してではなく、『EM菌詐欺まがい集団』に対してです。
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