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2011年12月26日20時8分

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整備新幹線3区間の着工方針決定 北海道・北陸・九州

 国土交通省は26日、整備新幹線の未着工3区間(北海道、北陸、九州の各新幹線)について、沿線自治体やJRの同意、収支採算性の確認などの条件が整い次第、着工を認めることを決めた。早ければ今年度内に認可し、来年度中に建設が始まる。

 新たに着工認可するのは北海道新幹線の新函館―札幌間(211キロ)、北陸新幹線の金沢―敦賀間(113キロ)、九州新幹線の諫早―長崎間(21キロ)。並行して走る在来線のJRからの経営分離については、沿線自治体からほぼ同意がとれている。

 財源は国の公共事業費やJRからの貸付料、地方の負担でまかなう。だが、お金に限りがあることから、従来10年間としていた工事期間を、北海道は24年間、北陸は14年間に延ばす。九州はすでに着工した武雄温泉―諫早間もあわせて10年間とする。開業時期は、北海道は2035年度、北陸は25年度、九州は22年度の見通し。

 工事期間が延びたことで資材価格の上昇などが加わり、2兆7500億円としていた総事業費は3兆100億円に増える。

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