デビュー曲「サブリナ」がオリコン初登場9位を記録した現役女子高生シンガー・ソングライターの家入(いえいり)レオ(17)が4日、出身地の福岡・キャナルシティ博多でデビュー後初の凱旋ライブを行った。
気温9度で小雨の降る中、ノースリーブ姿で登場。家族や親戚、昨年3月まで在籍していた高校の友人ら満員の約2000人の観客からは「お帰り」の声も飛び、「福岡は本当に温かい場所だなと思います」と感極まった表情を見せた。「サブリナ」はYou Tubeの総再生回数が105万回を記録するなどロングヒット中で、同曲など4曲を力強く歌い上げた。
会場は、AKB48が06年から数回イベントを行うなどブレーク前の“登竜門”として知られる聖地。「私は負けん気が強い。13歳の時に『絶対いつかここで歌うんだ』と思って、この日を楽しみにしていた」と会場を見回して喜んだ。
久留米市生まれで福岡市育ちの家入は、YUIらを輩出した福岡の音楽塾で作曲などを学び、昨年春に上京。「小学生の時、福岡ドームを満員にしたSMAPさんを見て感動した。私もいつかは…」。ビッグな夢を掲げ、再び“原点”の地に戻ってくることを誓った。
[2012/3/5-06:04 スポーツ報知]