玉森裕太さん（美男（イケメン）ですね）

強烈個性めりはりよく

　男ばかりのバンドに、修道女希望の美子（瀧本美織）が双子の兄、美男（瀧本が二役）のふりをして加入する騒動を描く「美男ですね」に、バンドリーダー役で出演している。人気韓流ドラマのリメークで、オリジナル版ではチャン・グンソクが演じた役だ。

　「ずっと作品を見ていたので、まさか自分がやるとは思わなかった。プレッシャーはすごく大きい。でも、オリジナルとは違う桂木廉という役を見てもらえれば」

　「ツンデレ」で「オレ様」という強烈なキャラクターを「めりはりよく演じる」よう心がけた。撮影現場を訪れた原作の脚本家、ホン姉妹も「見事になりきってますね」と太鼓判を押した。

　カリスマ性のある廉、メンバーを優しく見守る柊（藤ヶ谷太輔）、やんちゃなムードメーカーの勇気（八乙女光）と、メンバーの個性は様々。「３人の王子様がいて、その中に女の子が入ってくる。王道のラブストーリーですよね。好みのタイプのイケメンを見つけて楽しんでほしい」

　ドラマではなかなか見られない柔らかな笑顔を見せた。

　（文・泉田友紀　撮影・中嶋基樹）

　Ｑ　趣味は何ですか？（京都府　あやりん）

　Ａ　サーフィン。家族がやっていたので、小３から始めました。板の上に立てると、気持ちいいですよ。

　Ｑ　美男役の瀧本美織さんの印象は？（広島県　ゆきちゃん）

　Ａ　すごく明るくて、元気。よく笑っている子です。「天然だね」って言うと、「玉ちゃんに言われたくない」と言われました。

　Ｑ　子供のころの夢は？

　Ａ　幼稚園のころ、「オバチャンになりたい」って言ってたと、母に言われました。何考えてたんでしょうね。

　Ｑ　休日の過ごし方は？

　Ａ　基本、家で電池切ってます。一日寝ててもいいぐらい。友達が予定を決めてくれると動けるんですけど、自分からは。よく、マイペースだと言われます。

美男（イケメン）ですね（ＴＢＳ系　金曜後１０・００）

　美男（瀧本美織）が女であることを知っていて、秘密がばれないように守ってきた廉（玉森裕太）は、ついに彼女に好きだと告白する。一方で、廉の母、水沢麗子（萬田久子）は、自らが知る美男の父、桜庭拓海のことを語り始める。