- [PR]
[地方]ニュース
【台風12号】北海道でも大雨 2つの湿った空気が流れ込み雨雲が発達
2011.9.6 18:56
(1/2ページ)
台風12号から変わった温帯低気圧と台風13号の影響で、北海道では6日にかけて記録的な大雨となり、降り始めからの雨量が400ミリを超えた。気象庁は激しい雨の峠は越えたとしているが、これまでの雨で地盤が緩んでいる可能性があり、土砂災害などに引き続き警戒を呼びかけている。
気象庁によると、温帯低気圧の北上に伴い、周囲の暖かく湿った空気が北海道に流入。また日本の東海上を北進する台風13号周辺からも暖かく湿った空気が流れ込んだ。
2つの暖湿流の影響で、北海道南西部では山間部を中心に雨雲が発達。大気の状態が不安定になり、5日から6日にかけて断続的な激しい雨が降った。
6日午前までの24時間雨量は北海道伊達市で240・5ミリ。札幌市南区でも188・5ミリを観測し、9月の月平均降水量142・3ミリを大幅に上回るなど記録的な大雨となった。
北海道では台風12号が四国の南海上にあった1日以降、オホーツク海から日本海にかけて前線が停滞。台風12号の影響で活動を活発化させ、3日にかけて雨が続いていた。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]