事件「統計史上7月最強級」の台風6号が北上、西日本上陸も 2011.7.18 18:26

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「統計史上7月最強級」の台風6号が北上、西日本上陸も 

2011.7.18 18:26
7月18日18時現在のひまわり雲画像

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7月18日18時現在のひまわり雲画像

 大型で非常に強い台風6号は18日、日本の南海上を北上した。勢力をほぼ保ったまま北上を続け、19日に西日本に上陸する恐れもあるとして、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。

 中心気圧でみると、7月の台風としては統計史上最強クラス。今後、東寄りに進路を変え日本の太平洋側を進む見込みで、速度が遅いため暴風や大雨が長時間続く恐れがあるという。

 台風は18日午後5時現在、鹿児島県・種子島の南東約280キロを時速約30キロで北上。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の東側260キロと西側170キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。

 同庁によると、統計史上、7月の上陸時に最も中心気圧の低かった台風は、2007年に鹿児島県に上陸した4号の945ヘクトパスカル。

 九州南部はすでに猛烈なしけ、沖縄から四国、東海も大しけとなっている。19日には九州南部が暴風域に入る見込み。

 九州から東海にかけての太平洋側では湿った空気の流入で20日にかけ断続的な激しい雨が続く恐れがある。19日夕までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、四国600ミリ、近畿と東海500ミリ、九州南部400ミリ、九州北部300ミリ。

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