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【あの人は今こうしている】

異様な高得点を叩き出すシルバーゲーマーとして若者たちのリスペクトを一身に集めている

【芸能】

2011年2月28日 掲載
●鈴木史朗さん
 TBSを定年退職する数年前、「さんまのからくりTV」の名物コーナー「ご長寿早押しクイズ」の司会で一躍、人気者になった鈴木史朗さん。定年後もあの“歌舞伎顔”で活躍していたが、最近は見ない。今どうしているんだろう。

「テレビの世界で50年やりましたからね。生意気なようですが、最近は仕事を選ばせていただいていて、きょうみたいに話をじっくり聞いてくださる取材をお受けしています」
 小田急線玉川学園前駅近くの喫茶店で会った鈴木さん、まずはこう言った。いやあ、ありがたいことだ。
 と、いきなり話が変わって、鈴木さんが最近、シルバーゲーマーとして若者に大いにリスペクトされているのをご存じだろうか。
「15年くらい前、『からくりTV』の宴会でゲーム機が福引の景品で当たり、『スーパーマリオブラザーズ』をやり始めたのがきっかけでした。それから『グラディウス』『パロディウス』『超魔界村』『バイオハザード』の1、2、3、4と進みましてね。その4をすべてクリアした後にできるオプションのミニゲームのひとつに『マーセナリーズ』って点数が出るゲームがあるんです。ひと言でいうと、5分間でどのくらいの敵を倒せるかという残酷なゲームで、これに中毒になるくらいハマりました」
 目の色が違ってきた。
「そうしたら、どこでどう知られたのか、2年ほど前に“すごい点数をお出しになるそうで”と、フジテレビの深夜番組の取材を受けることになったんです。フツーだと3万点でクリアでき、6万点でプロ並みといわれるところ、ボクは当時9万8000点出してましたからね。それからは『ファミ通』といったゲーム専門誌の取材も受けるようになり、ネットでも取り上げられるとともに腕もどんどん上達し、この間、フジテレビの2度目の取材では11万5000点を出した。そのときは観客がワーッと沸きましたね」

●反射神経が研ぎ澄まされ、自動車教習所教官が「反応が速すぎて逆に危険です」と
 自己最高は17万8270点。18万点を超えるのが当面の目標だ。以下、ゲームの話が延々と続くが、カット。ただ、「マーセナリーズ」に熱中した結果、反射神経が研ぎ澄まされ、自動車免許の更新の際の実習でズバぬけた高得点を記録。教官に「鈴木さんはあまりに反応が速すぎて逆に危険です」と注意を受けたそうだ。
 現在、仕事は講演活動が主。得意のカラオケを盛り込んだショー仕立てだとか。
 まずは「ご長寿早押しクイズ」の鉄板ネタで笑わせ、次に終戦を迎えるまで過ごした中国での体験を語り、続いて「カラオケ健康法」なる専門家の理論にのっとって7曲ほど披露する。
「たとえば1曲目は胃の調子が良くなるという『箱根八里の半次郎』、2曲目は高血圧や心臓病にいい『夜霧よ今夜も有難う』、3曲目は免疫力がアップするウキウキ日本調の『白鷺三味線』って具合です」
 5歳になる孫の保育園の送り迎えが毎日の日課だ。
「お話ししてないことはもうありませんか?」
 と、話すべきことをリストアップしたメモを持参した鈴木さん、ハイ、十分うかがいました。
~2011年2月28日以前の記事~

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